えーえ ・・と 先日の山本さんの質問の答えですが
難しい数値的な答えは一杯情報があるでしょうから
私は普段使っているMP3の感触について書きます。
ご承知のように音楽の音声データは膨大な容量で、又それを転送する時は重いです。
では何とか圧縮する方法はないか?・・・・ってな事でMP3に変換するわけです
つまりMP3は元々映像データ圧縮方式のMPEGー1で利用される
音声圧縮方式の1つだったそうですが・・・難しいことはさておき 具体的な変換方法は
いったん高音質で録音した音楽データ(元データ)を音楽ファイルにする時
MP3方式でファイルに書き込み・・・と選択してOKを押せば、どなたでも簡単に
音楽データをmp3拡張子のついた音声ファイルに変換できます。
つまり重く大容量の高音質な音楽を、出来るだけ音質を変えず1/10位の
容量の音楽に変える事が出来るわけです。
その原理はおおまかにはしょって言えば
高音質のビット数やサンプリング周波数で録音した場合
現実的には私達が耳には聞こえない周波数帯の音まで録音しているわけです
それは最近特に聞こえずとも肌に感じる音等と言って騒がれている、
より現実に近い必要な音ではあるのですが
一方逆に合理的な考え方をすれば、耳に聞こえないならそんな余分な音は
削っても良いんじゃあないか?そのほうが軽くなって良いのでは?
という考えもあって・・・結局MP3は人間の可聴範囲の音は拾ってそれ以外の音は
カットしてしまっているわけです・・・これがMP3だと思います.
ただやはり耳のよい人には分かりますよ・・・高音質とMP3との違いは。
私の場合は1曲オリジナルを作った場合 必ず3パターンの音楽ファイルにしています。
1曲目は高音質なそのままの元曲データ(24bit・48KHz) 2曲目はCDにする為の
CDフォーマット曲(16bit・44,1KHz)そして3曲目はMP3変換曲です。
こうしておけば同じ曲でも使う用途によって管理しやすいからです。
最後にMP3って今後どうなるんでしょうかね? 率直な感想ですが
今現在 転送方法も大容量に対応する無料のファイル便等も一杯あって
MP3にしなくても高音質のままのデータで相手先に転送する事も可能な時代です。
それにコンピューターの進歩はすさまじいですよね。
そう言う意味でMP3は今後発展するのかはちょっと疑問だけれど・・・・
でも音楽をしている人の中でコンテスト等にチャレンジする人は
応募先の会社が郵送ではなく、MP3のデータでメールで添付して送るようにと
指示することも多いので、デモソングを作る人には必要ですねえ。
まあこんなとこです・・・・何かの参考になれば嬉しいです。