石川社中の音楽独り言

ブログ記事の内容に関係なく質問どうぞ!
特にギターや作曲やDTM等をしている方達へ
又愛知県の方達へ是非宜しくです。

ミキサーがなくてもコンサートが出来る??

2014-12-20 11:46:22 | 音楽
時々こんな事 尋ねられます・・。

厳密に言えば規模にもよりますが出来ます

以前のような大きな卓上の机ほどのミキサーがなくても(一人では運べない事が多い)


ノートパソコンとオーディオ・インターフェイスと言う弁当箱ほどの

大きさの機械が必要になります(2万円~上位クラスは何十万もします)

それとパワード・スピーカーの まあ出来たら大きめのがあれば

学校の教室の4・5倍程度の会場なら

そこそこの大音響で音が出せると思いますよ

又音質面だけとれば 飛びぬけた最高音質の音が出ますよ


搬入も ひょっとしたら大きなトラックではなくスピーカーの大きさ次第ですが

軽トラックや普通車で、ぎりスピーカーが積めるのなら 後は運転手が

ノートと弁当箱の機械を持ってくるだけだから・・・まあ車1台で済むでしょう。

(ただ マイクやスタンドやシールド関係も運ぶ場合はちょっと手間ですね)


ところでパワード・スピーカーとかオーディオ・インターフェイスって一体 何?

・・って事ですよね・・・・・うーん ご指摘 さすが!!旦那 お目が高い!



まずパワードのスピーカーとはスピーカー自体がアンプを持っているスピーカーの事です


人によってはアクティブ・スピーカーと言う人もいます

スピーカーは普通 音を増幅(でかく)させる為のアンプと言う別の機械が必要ですが

(つまりミキサーの音を別のアンプで増幅させ その後スピーカーに送って音を出す)


まあそのアンプとスピーカーが一体型になってるようなモノですよね

ギターアンプの構造に似てますよね スピーカーにボリューム等が付いてます。


アンプ自体も結構でっかく重いので まあちょっとしたコンサートはパワードの方が

使いやすい気がします・・・。


ところで ミキサーの代わりをするモノは一体何なの・・?

・・・ですよねえ!!

まあ実はそれがオーディオ・インターフェイスなんですが 

それは次回にしたいと思います・・・。





意外に多い音名と階名の勘違いその2

2014-12-18 00:02:43 | 音楽基礎知識
先回は音名の説明をしましたので今回は階名について・・・

音名はその音が持つ高さによって名前が付けられてたのに対し

階名はその音が持つ高さによって名前が付けられています

うん!!?? じゃあ一緒じゃあねえの?


それがちょっと違うんですよ旦那!・・・話は最後まで・・・

階名は 或る音を基準として高い低いの名前が決まってるんすよ


或る音つまり基準の音は主音と呼び ドと言います その次の2番目の音は

レと言います その次の3番目の音はミといいます・・つまり

ドレミファソラシドですよね

ピアノの真ん中辺りの音名C4の音 或いはギターの5弦の3フレットの

音名C4の音を基準の音 つまり主音とすればC4はドなり そこから~


音名   C4 D4 E4 F4 G4 A4 B4 C5

階名    ド  レ  ミ  ファ ソ  ラ  シ  ド

・・・となるわけです・・・では今度は基準の音 主音を変えてみましょう

となりの音名D4の音を基準の音つまり主音と考えると



音名   D4 E4 F♯4 G4 A4 B4 C♯5 D5

階名    ド  レ  ミ  ファ  ソ  ラ  シ   ド


となります・・・うん?♯って何だ?・・と思った人 今はちょっと

後回しにしましょう・・・


いずれにせよ音名の高さは

高くなったり低くなったりしません・・何処から主音にしようと

音名の音の高さは変わりません・・・それに対し階名は

主音が音名C4のドとした場合と

D4の音名の音を主音のドとした場合では、当然音名D4をドとした方のが

同じド同士でも音が高いわけです・・・どないでしょうか・・?


つまり電車の駅で例えるなら(強引な例えだと思うけど・・・)

東京  横浜  静岡  浜松  名古屋 の場合

東京を始発(主音のド)とすれば 2番目の駅は横浜(レ)だけど

横浜を始発(主音のド)とすれば 2番目の駅は静岡(レ)になる


しかし東京や横浜や静岡が移動したのではなく 夫々その場所から

動いてはいない 東京は東京 横浜は横浜で何ら変わりはない 

これが音名 それに対し階名は横浜がドになったりレになったりしてる

数える基準を変えているのだから当然だ・・・。


つまり音名はその高さの音或いは周波数が一つしか持たない名前だが

階名は何処を基準として数えるかで変わる

その何処から数えても その基準の1番目をドと呼び2番目をレ~と呼ぶ分けです。


あえて移動ドと固定ドに触れずに説明を書いたので、まあこんな風になったけれど

少しでも参考になるようであれば嬉しいです。


最後に音名と階名の違い 移動ドと固定ドの違いが分かると

混乱が起こらなくなります 逆な言い方をすればあまり理解されていないと

程度の差はあっても、ずーっと何処か勘違いしたままか 或いは何処かずっと

混乱したままかが続きます・・・この際又見直されることお勧めいたします。





意外に多い音名と階名の勘違い

2014-12-09 01:25:05 | 音楽基礎知識

これは私もそうだったのですが音名と階名を勘違いをしてしまって

折角音楽を勉強しようとしたのに疑問と混乱が逆に増すばっかで、自分は音楽に向いていない・・・

そんな風にさえ思った事がありましたが・・・今思えば音名と階名を勘違いしてたようです。


ただこれは私に限ったことではなく・・・多くの人がこの勘違いをしているのを目にします。

今回は少しでもこの部分がすっきりしてもらえたら嬉しいです・・・。


ではまず音名って何?・・・・ですが 本当になんでしょう? それを理解する前に


そもそも音の3要素って何でしょうか?・・・それは大きさ 音色(音色)高さ です

音名はこの高さを表す名前なのです・・・又音はオシロスコープと言う機械を使うと

音を波の形としてみる事が出来ます 

そして1秒間に現れる この波の数によって音の高さが決まります(周波数の数値)


単位はHzで低いほど数値が小さく大きければ高い音です・・・人間の耳は一般的に20Hz~20000Hz位しか

聞こえません・・・・それ以外の音は動物等が感じる超音波です


そして音楽では100Hz前後位がよくヒップホップ系のズドーンとした重みのあるバスドラムの高さですよね 

またチューナー等でよく440Hzと書いてありますが

あれはギターの5弦の12フレットのA(ラ)

或いはピアノの真ん中のラ・・・この高さの音が世界的な音合わせの基準の音です。


もう大体お分かりのように音名はその音の波の周波数数値によって名前がつけられているのです

ですから絶対不変の名前なのです 人で言うと戸籍上の本名なのです。


そしてその表現はポップス等では英語で言います(ABC~)例えばAの音は440Hz Eの音は660Hz等

と言い表します・・・がしかしAの1オクターブ上のAの音は880Hz また1オクターブ下は220Hzです


(音は1オクターブ違うと周波数は倍違います これ等を倍音と言います)


でもこれはちょっと混乱を起こしやすいですよね。その為に440HzのAの音はA4(4列目のA)と言います

当然2220HzのAはA3さらに110HzのAはA2 880HzのAはA5と呼びます

・・・・ちなみにピアノの真ん中のドはC4です。

(ピアノ等はドレミファ~が何列もありますよね 左の方のドレミファから1列目~と考えてください)


ですから音名で答える時・・CやD・E等ではなく C4 C2 E5等の答え方のほうが丁寧になります。


さあこれでA4の音・・と言ったら440Hzの音だと分かりますし C4でもB2でもA3でもなく

440HzはA4と言う一つの音しか存在しません・・・長くなりました続きは次回



簡単なアコギ・ソロの作り方 まとめ

2014-12-08 11:39:23 | アコギ・ソロ
このシリーズは今回で一応最後にしたいと思います。


次回は多くの皆さんが良く勘違いをしている〔音名と階名の違いについて〕書きます

今日は最後の2弦でハーモニーを入れます・・・ただその前に

今までの流れをまとめるとアコギ・ソロを作るには3つのパートを同時に演奏してゆきますただ 今のこの曲は

1 まずメロディー・・・これは出来るだけ下の1弦又は2弦辺りで音を探します

  簡単なのは今回の様に1弦だけでドレミファ~が出来るホ長調で作るのが最初はやりやすいです。

 
2 その次にベースを入れます・・これは6・5・4弦で入れてゆきます 簡単なのは夫々の開放弦で

   入れられると簡単です・・・最初はドとファとソの音のベース音を探します

   今回の曲の例ならドは6弦開放 ファは5弦開放 ソは6弦7Fです


   メロディーがドミソならベースはド ソシレだったらソのベース ファラドだったらファのベース

   これは大雑把なわけ方ですが最初はその位で、全部に入れるのではなく小節の頭に入れると良いです。

 
3 最後はハーモニー・・これが入れられれば、かなりアコギ・ソロっぽいですよ

  今回の曲の例だと2弦の開放の音ですね 一般的にはコードの構成音の音を入れてゆきます

  出来ればメロディーと重ならない音が良いですが重なっても音の厚みが増しますので大丈夫です


この3つの音を入れてアコギ・ソロを作るけれど オリジナル曲をやる人は更に


コード進行を先に弾いておいて その中でメロディーを探すのも良いです

私はこの方法が多いです・・何故なら コードを弾いているのでハーモニーとベースは

もう準備されてるからです これはお勧めです。・・・さてさて本題に戻ります


さてこの春の小川は

A-A´-BーAの構成の曲なので AとA´はここに書いてありますがBは掲載しませんでしたので

Bに興味のある人はまた連絡ください。

さてでは最後の2弦のハーモニーを入れます




1弦  ミ ソ ラ ソ  ミ ソ ド ド  ラ ラ ソ ミ  ド レ ミー

Fret  4 7 9 7  4 7 1212 9 9 7 4  0 2 4

左手  人 人 小 小  人 小 小  小 小 小 小 人  なし人 小

2弦   0 0 0    0 0 0    0 0 0    0 0 000

4弦                    7

左手                    人

5弦      0        0    

6弦  0        0            0    0   0              

A´  

1弦  ミ ソ ラ ソ  ミ ソ ド ド  ラ ラ ソ ミ  レ ミ ドー

Fret  4 7 9 7  4 7 1212 9 9 7 4  2 4 0

左手  人 人 小 小  人 小 小  小 小 小 小 人  薬 小 なし

2弦   0 0 0    0 0 0    0 0 0    0 0 000

4弦                    7        1
                      人        人
左手

5弦      0        0    

6弦  0        0            0        0              




これで2弦も入りました・・・今回あくまで初めてアコギ・ソロを作ろうかと言う人の為に考えてみました

まあ 中々伝わらなかった部分もありますが、何か不明なことでもあれば気楽に問い合わせてください。


簡単なアコギ・ソロの作り方Ⅲ

2014-12-07 09:26:41 | アコギ・ソロ

さて 今回で3回目ですが 2回目の方法に指が慣れたら

逆方向・・・つまりドシラソ~も練習してみましょう。

・・・んで ドレミファ~もドシラソ~も何とか動くようになったら


次は1弦だけで簡単な曲を弾いてみましょう 

ただし一つ条件があります それは1オクターブ以内(ドレミ~ドの間)の曲で探します

出来るだけリズムが4分音符が多いのがいいのですが、ポップスは難しいので・・・

うーん 例えば童謡とか簡単な曲が良いんだけれど ・・・?


そう例えば〔春の小川〕何か如何でしょう? 多分聞けば聞いた事があると思うので

知らない人はYouTube等で一度聞いて確かめてみてください。


〔春の小川〕注 数字はフレット数です 又右手は薬指で弾いて頂戴。

1 まず1弦だけで弾いてみてください



1弦  ミ ソ ラ ソ  ミ ソ ド ド  ラ ラ ソ ミ  ド レ ミー

Fret  4 7 9 7  4 7 1212 9 9 7 4  0 2 4

左手  人 人 小 小  人 小 小  小 小 小 小 人  なし人 小


A´  

1弦  ミ ソ ラ ソ  ミ ソ ド ド  ラ ラ ソ ミ  レ ミ ドー

Fret  4 7 9 7  4 7 1212 9 9 7 4  2 4 0

左手  人 人 小 小  人 小 小  小 小 小 小 人  薬 小 なし



2 慣れたら6・5・4のベースを入れます  

先回のドレミ~の練習の時のベースと少し違うけれど、それはドレミ~に

に対し合うベース音は1種類ではない  ってな具合に今は解釈しておいてください。



1弦  ミ ソ ラ ソ  ミ ソ ド ド  ラ ラ ソ ミ  ド レ ミー

Fret  4 7 9 7  4 7 1212 9 9 7 4  0 2 4

左手  人 人 小 小  人 小 小  小 小 小 小 人  なし人 小

4弦                    7

左手                    人

5弦      0        0    

6弦  0        0            0    0   0              

A´  

1弦  ミ ソ ラ ソ  ミ ソ ド ド  ラ ラ ソ ミ  レ ミ ドー

Fret  4 7 9 7  4 7 1212 9 9 7 4  2 4 0

左手  人 人 小 小  人 小 小  小 小 小 小 人  薬 小 なし

4弦                    7        1
                      人        人
左手

5弦      0        0    

6弦  0        0            0        0              


まあ中々大変かもしれませんが ゆっくりじっくり練習すれば

必ず出来るようになりますよ・・・今日はこの辺りで・・・。