菅野臣太朗の携帯メール日記

演劇で日本を元気に。そして、健やかに

臣太朗、ギラギラ。

2007年06月11日 | Weblog
6月11日(月)晴れ




昨晩からずーっとビデオ鑑賞。
DVDじゃなくてビデオね。

仲間から借りた60年代の邦画。


何でもオイラの芝居を観てくれたとあるプロデューサーさんが、間接的に観せたい映画を仲間に渡してくれたそうで。



オイラに観せたい映画って(◎-◎;)?



興味津々で再生ボタンを押した瞬間、食い入る様に観てしまった。



しかも3本一気に。


「非情都市(1960)」
主演:三橋達也・司葉子

「悪の階段(1965)」
主演:山崎努・団令子


↑の2本は共に鈴木英夫監督。
両作品とも終わり方が非常に面白い。



「現実ってそうだよね。そう上手くは行かないよね。」



って冷たさが共感出来ちゃった。


そして、何よりオイラの心臓を鷲掴みしてくれたのは…


増村保造監督「盲獣(1969)」
主演:船越英二・緑魔子。



これはヤバかったε=ヾ(;゜ロ゜)ノ



江戸川乱歩の原作を映画化した物なんだけど、観終わった後普通に…




「すげー。」



と呟いてしまった。

人の持つ本能とか狂気とか毒気とか、そんなのが沢山詰まった映画だったなぁ。

とにかく、3本観て思ったのは…


俳優の生命力と色気

色気っては、セクシーって意味じゃなくてね。

男女関係なく、その俳優の目でゾクッとする。
とてもギラギラした目。

本当に日常的で何気ない動きなんだけど見入ってしまう。


演技じゃなく、その人自身が持っている資質なんだろうな~。



ギラギラした俳優がギラギラ出来る本。

近い内にそんな作品を作ってみたいと思うのでありました。



コメント (5)
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