演劇は大変なんだよ

８月１３日(木)





1つの演劇を作っていく過程で、何1つ問題が起こらない作品に出会った事が無い。
もちろん、何の問題もない事にこしたことは無いのだが、その演劇はとても軟弱で、棘もなく、か細い演劇に違いない。
だからと言って問題がある方が良いと言っている訳ではない。
下らない問題なんて無い方が良いに決まっている。
ただ、真剣に物作りをしているクリエーターが何十人も集まるのだから、当然、問題は起こり得る。
意見の食い違いは出る。
それを淘汰していくのが演出家（ソフト面）・プロデューサー（ハード面）だ。



「臣太朗さん、今回の舞台大変だったでしょう～？」
観劇してくれた関係者や、打ち上げでスタッフによく聞かれる質問。
「大変でしたよ～だって演劇ですから～」
と毎回答える。
演劇は大変なんだよ。
楽して作ろうとしちゃいかんのだよ。
そして大変な事を大変な事だと思わない精神が大事なのだ。



さあ今日は魔劇「今日から（マ）王！」の打ち合わせして、ミュージカル「ジャパネスクナイト」の稽古場行って、夜はお世話になったあの方と会食です。



to be continued…