菅野臣太朗の携帯メール日記

演劇で日本を元気に。そして、健やかに

切ない言葉

2020年01月18日 | Weblog

1月18日(土)☂⛄




冷たい雨が。
一日中降りしきった。

今期の冬は。
暖かいなと思ってたが。
今日は。
冬らしい冬。
東京初雪。

やっぱ。
こうでなきゃ。
冬なんだから。

最近。
妙に切ない言葉を。
書きたくて仕方がない。

それは。

今年に入って。
まだ3週間弱。
切ない事件や事故が多い。
本当に多い。
日本でも。
世界でも。

それは。
人為的でも。
自然的でも。

どうして?
って思うくらい多い。
そして。
悲しいのは。
この胸の痛みを。
僕たちは。
簡単に忘れてしまう。
本当に。
忘れてしまう。

だからこそ。
今。
胸の中にある。
蟠りを書きたい。

もう2度と起こらないことを願い。
もう2度と繰り返さないことを誓い。

僕たちは。
生きている。
死にたくないから。
生きているし。
幸せになりたいから。
生きている。
何が幸せなのかは。
人それぞれで。
自分の幸せは。
自分でしか決められないけれど。
僕たちは。
今。
生きている。
言い方を変えれば。
生かされている。

不幸は。
理由なく。
無差別に起こる。

その中でも。
僕たちは。
生きている。

2年前に書いた。
すべての犬は明日へ向かって走ってく
のとある一節が。
読みたくなって。
読み返した。

うん。
やっぱ。
ちゃんと。
生きよ。

さ。
明日も。
生きよ。
笑いながら。
まっすぐに。

因みに。
その脚本の。
一節がこちら。




朝、目が覚めて。
僕はソッと胸を撫で下ろす。
ああ、今日がまた始まる。
ああ、今日もまたあの人に逢える。
ああ、今日もまた生きられる。 

眠りにつく時。
いつも考える。
ああ、明日もまた始まります様に。
ああ、明日もまたあの人に会えます様に。
ああ、明日もまた生きられます様に。

そうやって瞳を閉じる。

毎日が奇跡の連続だ。
無事に玄関のドアを開け。
無事にエレベータ―に乗り。
無事に道路を歩き。
無事に駅に着いて。
無事に電車に乗って。
無事に学校や会社やバイト先や待ち合わせ場所へ行く。
度重なる奇跡の連続で。
車に突っ込まれる事も無く。
鉄の塊が工事中のビルから落っこちる事も無く。
誰かの尖った刃物に襲われる事も無く。
私達は生きている。

こんな生活が当たり前だと思ってた。
こんな生活がいつまでも続くと思ってた。
何処かで戦争が起こってても。
私達の国が戦争しそうでも。
自分事とは決して思わなくても。
こんな生活がずっと続くと思ってた。

だから。
こんな生活が続かなくなった時。
正直私はこれが現実だとは思わなかった。
いや。
思いたくなかった。
          
誰かの為に生きたいと思っている。
そんな格好良い生き方出来れば格好良いと思ってる。
でも実際はそんな生き方出来なくて。
でもそんな自分を格好悪いとは思ってなくて。
だから少しくらい誰かの為に人生を使ってみようと。
誰かの為に身を犠牲にした。
          
そしたらその誰かが喜んでくれると思ったら。
案外そんな事無くて。
もっと喜んでくれると思ったから。
何だか凄く寂しくて。
何だかとっても虚しくて。
泣いて泣いて泣いて泣いて。
涙が底尽きるくらい泣いたら。
求める事が哀しいと気が付いて。
だったら求める事を辞めて。
与え続けようと思った。
ずっとずっとずっとずっと。
私は貴方に与え続けようと決めた。
それが貴方の幸せの為になるのなら。
それで貴方が生き続けられるのであれば。
それで貴方を護る事が出来るのであれば。
私はそういう存在になろうと決意した。
私はそういう存在になろうと決意した。

私は何も求めない。
私は見返りを求めない。
私は貴方の幸せを願ってる。
ただひたすらに貴方の事を想ってる。
それはまるで主人に忠誠を誓った犬の様に。
私は遠くからだけど。
貴方を見護っている

すべての犬よ。
聞こえているか。
苦しかったり。
悔しかったり。
哀しかったり。
寂しかったり。
辛かったり。
しんどっかったり。
虚しかったり。
壊れそうな事があったりしても。
忘れるんじゃない。
思われることよりも。
思うことを。
信じられることよりも。
信じることを。
理解されることよりも。
理解することを。
愛されることよりも。
愛すことを。

すべての犬に。
思われ信じられてる人達よ。
貴方は気付いていないかもしれない。
貴方は思われているのだ。
何処かの犬に。
貴方は信じられているのだ。
何処かの犬に。
貴方は理解されているのだ。
何処かに犬に。
貴方は愛されているのだ。
何処かの犬に。

愛されているのだ。
愛されているのだ。
愛されているのだ。
これだけは。
忘れないで欲しい。

貴方は。
何処かの犬に。
愛されているのだ。

だから私達は。
走っていく。
明日へ向かって走ってく。
何処までも何処までも。
あの橋の向こう。
あのビルの向こう。
あの川の向こう。
あの山の向こう。
あの地平線の向こう。
あの水平線の向こうまで。

いつかまた。
貴方と逢える明日を願って。

すべての犬は。
明日へ向かって走ってく。

to be continurd...
コメント
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