◆「時事放談」と言えば、日本経済新聞社長だった小汀利得さんが、対談相手とした朝日新聞出身の政治評論家・細川隆元さん明治大学教授で政治評論家の藤原弘達さんらとの丁々発止のやりとりが、いまでも懐かしい。小汀さんが好物の饅頭や和菓子をほうばりながら、「なんてたってね」と持論を展開したり、時事解説したりしていた姿が思い出される。細川さんの歯に衣着せない発言や藤原さんの「創価学会・公明党批判」も痛快だった。まさしく、「時事放談」だった。毎週日曜日朝の8時台という時間帯も大変良かった。(いまは、午前6時から45分で早起きの人しか視聴できない)。
◆ところが、岩見氏は、大きなテーブルの向こうにいる豪華なゲストに対して、単なる質問をしているにすぎない。自分の意見を述べるわけでもなく、ゲストに意見や感想、時局の見通しなどを聞いているだけである。これでは、とても「時事放談」とは言い難い。単なる司会者に終始していて、ちっとも面白くはない。
◆そればかりではない。ゲストが、自分好みの政治家や学者、作家などに特定されているうえに、丁丁発止のやりとり、「放談」にもなっていない。中曽根康弘元首相、読売新聞社の渡辺恒雄会長・主筆、森喜朗元首相、野中広務元自治相、瀬戸内寂聴さんら、ゲストの豪華さのみで、虚仮脅そうという企みだけが、鼻につく。
◆しかも、「創価学会・公明党批判」が、少しも聞かれないのには、不可解である。何かワケがあるのであろうか。岩見氏の政治評論も聞かれないのならば、いっそのこと、番組名を「時事インタビュー」に改題してはどうか?
◆ところが、岩見氏は、大きなテーブルの向こうにいる豪華なゲストに対して、単なる質問をしているにすぎない。自分の意見を述べるわけでもなく、ゲストに意見や感想、時局の見通しなどを聞いているだけである。これでは、とても「時事放談」とは言い難い。単なる司会者に終始していて、ちっとも面白くはない。
◆そればかりではない。ゲストが、自分好みの政治家や学者、作家などに特定されているうえに、丁丁発止のやりとり、「放談」にもなっていない。中曽根康弘元首相、読売新聞社の渡辺恒雄会長・主筆、森喜朗元首相、野中広務元自治相、瀬戸内寂聴さんら、ゲストの豪華さのみで、虚仮脅そうという企みだけが、鼻につく。
◆しかも、「創価学会・公明党批判」が、少しも聞かれないのには、不可解である。何かワケがあるのであろうか。岩見氏の政治評論も聞かれないのならば、いっそのこと、番組名を「時事インタビュー」に改題してはどうか?