筑紫哲也キャスターの「安倍首相」に対する危惧と批判は、悪意と偏見に満ちており、時代錯誤だ

2006年10月06日 18時15分38秒 | マスコミ批判
◆筑紫哲也キャスターが、TBSの番組「NEWS23」(10月5日)の「多事争論」で、安倍首相に対する、まったく時代錯誤の解説をしていた。以下の通りであった。
「・・・歴史を学ぶことの意味は、まさにそこにあるわけですが、歴史からしばしば間違った教訓を引き出すこともあります。そして、ノド元過ぎれば熱さを忘れるという諺がある通り、人間というのは、そんなに賢くなくて、また、同じ過ちを繰り返す。戦争を何度も人類が繰り返しているのも、その表れだろうと思います。戦後体制からの脱却ということを安倍さんは掲げているわけでありますけれども、その戦後体制からの脱却ということが、『新しい戦前』に入っていくという、そういうことにならないように、少年時代を戦争一色で過ごしてきた人間として祈るばかりであります」
◆羹に懲りて膾を吹くとは、こういうことなのかも知れない。これでは安倍首相が、いかにも、日本を戦争に導こうとしているかのような印象に囚われる。そもそも帝国主義・植民地主義時代の戦前に回帰するかのような言い方は、歴史認識としても正しくはない。安倍首相に対して悪意と偏見に満ちている発言である。もしも安倍首相に対して、危惧を感じているのなら、いっそ、「日本一国平和主義」を明確に打ち出すべきであろう。
◆日本が国連安保理事会常任理事国入りすることに反対し、国際平和維持活動は、常任理事国(米・英・仏・中・ロ)に任せ、かつ、韓国から国連事務総長を輩出した場合、韓国陸軍の精強なる「猛虎師団」に頼り、地球上のあらゆる地域に出兵してもらうよう、筑紫キャスターに積極的に提唱してもらおうではないか。「日本からは、1人たりとも、青年を派兵してはならない。世界平和のために、『血』を流すのは、東アジア地域では、中国と韓国のよく訓練された青年たちでよい」と。
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