大連立・小沢ショックのさなか、デイビッド・ロックフェラーが来日していた

2007年11月16日 00時10分23秒 | 政治
福田康夫首相と民主党の小沢一郎代表との二人きりで行われた党首会談で持ち出された「大連立構想」は、不調に終わった。だが、小沢代表が、なぜ一度は「大連立構想」に心を動かされたのかについては、「総選挙に勝てる自信がなかった」「参議院議員選挙で示したマニフェストを実行したかった」などと説明されているものの釈然とせず、依然として謎とされている。国民新党の亀井静香代表代行は、民放テレビ番組に出演した際、「アメリカのことを恐れたのかもしれない」と言いかけて口ごもっていた。だが、党首会談が行われていた最中、アメリカからブッシュ政権を背後から支えて、イラク戦争を支援してきたディビッド・ロックフェラー(92)が来日していた。表向きは、自著「ロックフェラー回想録」の翻訳版が発刊され、サイン会に出席のためと言われていた。だが、実は、福田政権に「消費税の大幅アップ」を要求するのが最大の目的だったという見方が取りざたされている。アメリカはイラク戦争の戦費が嵩み、財政と貿易の双子の赤字に苦しんでおり、日本に対してアメリカ国債の購入を期待している。しかし、これに応えるには、日本は「大連立政権」大幅増税するしかない。小沢代表は、「師匠・田中角栄元首相がアメリカに逆らって、失脚させられた」と思い込んでいる節があり、「二の舞にはなりたくなかった」のではないかと解釈する向きもある。
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