オバマ大統領や上下両院議員は、朴槿恵大統領に嫌気、朴槿恵大統領は、側近の汚職事件で支持率急落

2015年04月17日 01時06分15秒 | 政治
◆米国オバマ大統領や上下両院議員の大半は、韓国の朴槿恵大統領や韓国系アメリカ人らが、「慰安婦問題」で安倍晋三首相に対して「日本政府の謝罪と金銭賠償」を執拗に要求し、全米各所に「慰安婦像」を設置し続けていることに嫌気がさしていて、とくに上下両院議員の多くは、韓国系アメリカ人らのロビー活動に付き合うことに「疲れ果てている」という。
◆その一方で、オバマ大統領は、安倍晋三首相が京都、神奈川、島根、山口の4府県警が3月26日、輸入が全面的に禁止されている北朝鮮産マツタケを中国産と偽って、2010年9月に輸入したとして、東京都台東区の貿易会社「東方」社長・李東徹容疑者(61)(千葉県市川市)と社員の計2人を外為法違反容疑で逮捕、さらに朝鮮総連トップの許宗萬(ホジョンマン)議長(83)の自宅(東京都杉並区)などを捜索したことをカンカンに怒っている。北朝鮮と国交正常化・国交樹立に向けて、秘密交渉を進めていた最中だったので、「安倍晋三首相に邪魔された」と思っているからだ。
 ブリンケン米国務副長官は4月14日、国務省で戦後70年の日米関係をテーマにした対話集会に出席し、日韓関係が緊張状態にあることについて「北朝鮮の核問題など共通の課題への対応の妨げになる」と懸念を示したという。読売新聞YOMIURIONLINEは4月15日午後8時27分、「日韓の緊張は課題への対応妨げる・・・米国務副長官」という見出しをつけて、以下のように配信した。
 「【ワシントン=井上陽子】ブリンケン米国務副長官は14日、国務省で戦後70年の日米関係をテーマにした対話集会に出席し、日韓関係が緊張状態にあることについて『北朝鮮の核問題など共通の課題への対応の妨げになる』と懸念を示した。16日に行われる日米韓外務次官協議を前に、同盟国である日韓の関係改善を急ぐことが、米国の国益にかなうとの考えを示したものだ。また、今月末の安倍首相の訪米について、『オバマ大統領と(日米関係の)現状と今後について話し合う非常にいい機会となる』と発言。敵国から最も緊密な同盟国となった日米の戦後の歴史は『アジアや世界中の人々にとって力強い例だ』と述べ、両国関係の重要性を強調した」
◆しかし、肝心要の朴槿恵政権は、「ぐちゃぐちゃ」だ。このため、朴槿恵大統領の支持率は、「40%割れ」していて、さらに急落傾向にある。これは、韓国経済が、破綻の危機にあるうえに、大統領府が「汚職事件」に巻き込まれているからである。
 レコードチャイナは4月14日午前10時44分、「韓国・朴大統領『側近だろうが容赦しない』、現職首相が汚職リスト入り、政権への大打撃に危機感―韓国メディア」という見出しをつけて、次のように配信している。
 「2015年4月13日、中国新聞網は韓国メディアの報道を引用し、李明博(イ・ミョンバク)政権時代の「資源外交」をめぐる汚職疑惑に側近の名前が浮上したことを受け、朴槿恵(パク・クネ)韓国大統領は側近といえども容赦ない姿勢で事態の究明を進める方針だと伝えた。李政権下で行われた「資源外交」をめぐる汚職疑惑で、先ごろ自ら命を絶った建設会社元会長は贈賄の相手と金額を記したメモを残しており、この中に李完九(イ・ワング)首相や李丙(イビョンギ)大統領府秘書室長の名前が含まれていた。朴大統領は12日、検察当局に対し、メモの内容を徹底的に調査するよう指示。汚職行為に対しては厳しい処分が下されるとみられており、この背景には役人の道徳、倫理観に対する世論の不信感があると分析されている。朴大統領は一貫して「清廉」の姿勢を打ち出してきた。このため、朴大統領に近い人物の不正は政権にとって大きな痛手となる。(翻訳・編集/野谷)」
 李丙大統領府秘書室長は、朴大統領の側近の一人で前駐日大使を経て、国家情報院長に就任していたところ、2月27日27日、大統領府秘書室長に起用された。日本に理解がある人物であり、駐日大使時代は、日韓関係が冷え込むなか、「数少ない日韓のパイプ役」と言われ、日韓関係の改善を期待されていたという。


本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
朴槿恵大統領が、大型旅客船「セウォル号引き揚げ」を宣言、あの「金塊」のことが気懸りなのか?

◆〔特別情報①〕
 韓国の大型旅客船「セウォル号」が2014年4月16日午前8時58分ごろ、全羅南道珍島郡の観梅島(クヮンメド)沖海上で転覆、沈没して295人の死者と9人の行方不明者を出した事故から丸1年となった4月16日、朴槿恵大統領が現場に近い彭木(ペンモク)港を訪れ、「必要な手続きを速やかに進め、できるだけ早い時期に船体を引き揚げる」と正式に宣言した。朴槿恵大統領は、なぜ事故発生から丸1年になって初めて、「セウォル号引き揚げ」を宣言したのか? その「心の内」にあるのは、あの「金塊」のことか?

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目次

第四章 日本列島縦断・自民党国会議員たちの評判
-国会議員という地位にあぐらをかく不祥事やスキャンダル ①

 
 政治家、とりわけ国政を預かっている国会議員の日常の行動に対して、有権者は、厳重に監視しなくてはならないのだが、国会議員にあるまじき不良行為やスキャンダルが、新聞紙や週刊誌、月刊誌、さらにはここ三、四年隆盛をきわめた写真週刊誌に派手に掲載されたにもかかわらず、大半の国会議員は、選挙戦でもしぶとく生き残り続けているのが現実である。

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『ブッシュの陰謀~対テロ戦争・知られざるシナリオ』2002年2月5日刊
『民主党派閥闘争史-民主党の行方』(2008年9月16日)
『民主党政変 政界大再編』(2010年5月6日)
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『政治家の交渉術』2006年5月刊
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「孫の二乗の法則~ソフトバンク孫正義の成功哲学」(2007年7月刊)

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