新!編集人の独り言

名無しの悪質なコメントがありコメントはなくしました。
名乗ることもできない奴にコメントする資格はありません。

紅夜叉は利用された(インターバル)

2007-01-12 13:12:49 | Weblog
ちなみに本編ではありません

さてさて、いよいよ神取忍の最大のライバル、北斗晶の登場です。

そう、あの「鬼嫁」の人ですねぇ。

当時の北斗晶というと、実力はあるものの、今ひとつカラを破りきれていないところがありました。
ところが、この神取との一連の抗争から「毒舌」全開、さらに「恐い」というイメージがついていきます。
いうなれば、この物語はいかにして北斗晶が「鬼嫁」とよばれるようになったかというルーツが書かれているんですねぇ(笑)

特にここから神取をどんどん挑発していく北斗の言動は「そこまでいう?」というくらいすさまじく、当時専門誌に掲載されているコメントを読んでヒヤヒヤしていたものです。

では、ムダ話はこのくらいにしておきましょう。

本編はまた次回(笑)

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昨日はドラマ見倒しましたねぇ

2007-01-12 13:04:00 | Weblog
もうね、「エライところに嫁いでしまった」
この番組は反則です。

仲間さんのキャラクター、モロに「山田奈緒子」やんか(笑)
何気に野際さんも出てくるし。
しかし・・・面白かったの一言。
姑さんは悪気はないんだけど、しきたりだのなんので、結果的に悲惨な展開になっていくというシチュエーションがもう最高。
それに加えてだんなの日和見的というか主体性0というか、彼がまた見事に裏切るから(しかも、これも悪気はなく)怒りをぶつけようがない訳で、今後も「うをー、見てられねぇなぁ、と思いつつもハマっていく自分が怖いですわ。

続いて、拝啓父上様とキラキラ研修医をザッピング。
これねぇ、拝啓のほうは前略とはちょっと違った雰囲気ですねぇ。
でも現代に置き換えたらこんな感じになるんだろうなぁ。
物語はまださわりなので、ここから展開が凄くなるんだと思います。
つか、八千草さんが絵文字メールやっているというシチュエーション。
時代は進化しています。

でキラキラ研修医
小西真奈美のかわいさはモチロンですが、なんでこの時間なのかなぁと。
ずらしてよ、お願いだから(笑)
普段はどちらかというとお嬢様というイメージしかないのでこういう役はちょっと新鮮。つか、ココリコでのコントが十分活かされていますなぁ。

同じ時間帯なので、今後はどちらかは録画で見ることになりそうですわ。

その後は録画していた「マグロ」を途中まで。
いやぁ、オンタイムで見たかったなぁと。
渡さん、ハマり役ですよ。
ここでも松坂さんが「おかあさん」役やってましたねぇ。

いずれにしても、とんねるずとダウンタウンはちょっと苦戦思想ですねぇ。

いやぁ、今期はドラマが本当に面白いですわ。

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紅夜叉は利用された

2007-01-12 06:13:03 | Weblog
「メダルや賞状を持って食堂に行ってもご飯を食べさせてくれないからね」
神取は柔道をやめプロレスラーへ転身した動機をそう語った。
珍しい一般誌の取材という事もあり、神取は上機嫌だった。テーマは転職であった。
「心を折ってやろうと思ったんですよ。勝つ事は目的じゃあ無かった」
いつになく饒舌な神取はプロレス記者にはしない不可解なジャッキー戦の話しさえした。
取材内容がプロレスでは無かった事がかえって気楽にさせたのだろう。
「腕をアームロックに極めたのよ。それだけじゃ、人間って参らないの。
 次に、うしろに回した佐藤さんの腕に足を入れて、膝で首の関節を極めたの。
 それで、最後に上半身全体を、佐藤さんの助骨に乗せた。肺を圧迫したわけよ。
 息ができないってことは人間にとって一番の恐怖じゃん。ここで彼女の心が折れたのよ」
あまりプロレスに詳しく無さそうな若い記者にはごく普通の話しに聞こえていたのかもしれない。
取材はその後、神取の夢や会社の経営状態などの話しになり、一時間程で終わった。
   「いやぁ神取さん、今日は本当にありがとうございました」
「今度ウチがでかい大会やる時には、ぜひ見に来てくださいよ」
   「もちろんですよ。そういえば知人から聞いたんですが、対抗戦ブームだそうで」
「ああ、ウチは蚊帳の外ですよ。あんまり興味ないんです」
   「じゃあ戦いたい選手とか、ライバルはいないんですね?」
「う~ん・・どうなんだろう。嫌いな奴なら大勢いるけどね、かははは!」
神取が退席すると、記者は公衆電話に向かった。神取の取材を薦めてくれた人物に報告するためだ。
「ああ、こんにちは。ええ、お蔭様で良い記事が書けそうですよ。ありがとうございます」
彼は何度か電話に向かい礼をすると、突然小声で話し始めた。
「でも正直、ちょっと背筋が冷たくなりましたよ、俺。」
神取から聞いたジャッキー戦の話が、まるで実際に見た試合のように頭を駆け巡る。
「あんなに淡々と人に大怪我をさせた話をする人、初めて見ましたよ、宍倉さん」
「おお、そうか。それは良かった。良い原稿を書いてみせろよ」
礼を言われるのは決して悪い気はしなかった。
しかし自分に対しては冷たい神取が取材に協力的だった、というのは少し気にいらない。
ましてやジャッキー戦の話までするとは・・こんなど素人に・・・
「ところで、あの事は聞いてくれたかい?うん、うん、そうか・・興味無いってか・・」

電話を切ると宍倉は煙草に火をつけ、苛立たしそうに何度もペンで机を突いた。
今から後楽園に行ってみるか・・・宍倉は意を決し似合わない派手なコートを羽織った。
後楽園ホールは観客の怒号と悲鳴が入り混じり異様な盛り上がりを見せていた。
土屋の投げた椅子が客に当たる。悪役として敵地に乗り込む立場を理解していた。
およそ最近の全女には似つかわしくない光景を北斗晶は通路の奥から見ていた。
面白いねぇ・・・こんな雰囲気、大好きなんだよ・・
ふと肩を突かれ、今良い所なのに、と不快そうに振り返ると宍倉が立っていた。
「どうですか、対抗戦は。北斗選手の好きそうな展開じゃないですか」
「ああ、面白いですね。アタシも工藤達なんかじゃ無くアイツ等とやりたかったよ」
椅子攻撃で渡辺が大流血になるのを北斗は目を輝かせ見つめて る。
「北斗さん、神取忍って知ってますか?」
「ああ、昔チコさんに挑戦してきた奴でしょ? 今度はアタシに挑戦でもしました?」
   「いや、それがまったく興味が無いそうです。全女には・・・はい」

北斗の顔色が変わった。対抗戦の雰囲気に酔っていたのを台無しにされた気分だ。
そう・・・残念だな・・とだけ呟き、試合に集中しようとする北斗に宍倉は続けた。
   「長与がいないんじゃ話にならん、と言ってましたよ、彼女は」
吉永を場外に突き落とすとFMW軍の合体パワーボムが炸裂した
「たぶん今の全女のレベルの高さを知らないんじゃ・・・」
「もうイイですよ。本人にやる気が無いなら。アタシには関係ない!」
宍倉の言葉をさえぎるように北斗は会話を打ち切り、控え室に戻っていった。


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