さて、初日の夕食でございます。
時間は6時30分・・・
「俺いつもだとバスに乗るところ」
「仕事の真っ最中」
お互いため息をつきます。
うおっし、今日は飲むぞ!
まずはビールで口を濡らす。
やっぱり風呂上りはビールだねぇ。
お膳の上にはすさまじい量の料理が。
特に・・・マグロのカマ焼はそのでかさに・・・
「まぐろのカマ焼きって一人一個かよ」
「俺、これだけで腹いっぱいになるってばさ」
「とりあえず、ビールでこいつはやっつけてと」
刺身の盛り合わせも旬を抑えたいい感じ
・マグロ、カツオ、ブリ、イカ、アジ
「カツオがんまいよ、カツオが」
「戻りガツオの季節だもんなぁ」
勝浦漁港はマグロ漁港でもあると同時にクジラの水揚げもある訳で・・・
くじらの珍味なんぞも出ていました。
そんな中
「俺、これギブアップ」
と相方が絶対食べなかったもの。
それは・・・
「だれがたべるんだよ、イルカの刺身って」
そう、イルカの刺身なるものが出てました。
「それは食わず嫌いだろうに」
「イメージがなぁ・・・ダメだ、俺やっぱパス」
「いかんなぁ。そんなことじゃ旅の達人になれないよ」
「いい、俺は旅の達人になれんでもいい」
自分は興味シンシンなので一口。
「うわぁ」
露骨にイヤァな顔をする相方。
「・・・・うん、普通にうまいよ」
「お前、ヘンだよ」
「だってイルカだろ?クジラと一緒じゃん」
「違うよぉ。イルカとクジラは違うよぉ」
「一緒だって。味も似てるし。うん、うまいよ」
「お前ね、そんなもの食べたら、城みちるに怒られちゃうよ」
「顔みしりじゃないし」
「海のトリトンみてうなされちゃうよ」
「うちにDVDあるよ」
「オリビアニュートンジョンに怒られちゃうよ」
「くたばれ!オリビアニュートンジョン」
「うわぁ、サイテーだお前。サイテー」
だって出されたものはきちんと食べないとねぇ。
関西圏ではクジラの尾の刺身ってあるけど、あの味に近いです。
さらに出てきたのはすきやき。
紀和牛というブランド牛だったんですけど、お昼のインパクトが強すぎて、それほど印象が残っていないんです。
「んじゃ俺はお米に走ろうっと」
「俺は液体担当だから、よろしくね」
また、この夕食シーンは続きます(笑)
続く・・・