リスクがデカすぎる・・・
ミニストップ「おにぎり100円」へ値下げのわけリスクと背中合わせ、異例のゲリラ値下げ
自分らがコンビニ業界に入った25年前でさえ、既に100円おにぎりと120円おにぎりがあって、やはりその時の評価として
「100円のおにぎりはイマイチだ」
という結論が出ているんですよ。
25年前でさえ100円のおにぎりってどうなんだろう?って話だったのに、今時の100円の価値って当時の80円位なんじゃないの?それ品質的にどーなの?って素直に思うんだけど・・・
今まで120円で売っていたものを100円で売るという事は
・利益を削るか
・品質を落とすか
・製造メーカーに泣いてもらうか
のいずれかしかないと思うんですよ。
確かにイオンのおにぎりは98円とかだからできなくはないと思うけど、少なくとも個人的にはイオンのおにぎり・・・イマイチなんだよねぇ~(笑)
で、今後100円でおにぎり販売しますよ、その分カップ麺とか買ってもらって全体的の売上アップを図ります・・・なんて考えなんでしょうけど、正直安いものに走る人は安いものしか買わないです。自分がそうですから(笑)
しかも、3か月もしないうちに100円という価格に慣れてしまう。
100円が当たり前になってしまうので、そのうち客足が落ちて売上そのものが減少する可能性が高いんですよ。
セブンやファミマがスポット的に100円セールを行うのは
「普段よりお得におにぎりを販売しますよ」
というプレミア感を出す為だから、今回のミニストップがやってる事とはちょっと違うんですよね。
で、セールの後に新作おにぎりを販売して、顧客をつなぎとめているという仕組みです。
さて、ミニストップの100円おにぎりにそこまでの余裕があるかというと・・・
ないと思うんだよなぁ・・・