あれ、やめたほうがいいと思うけどなぁ・・・
記事にある貼り紙2つ、自分も店頭で見かけましたけど、思わず苦笑いでしたね。
一発目は提供しているステーキの一部が硬くてすみません…って書かれてて。
実際硬いんですけど(笑)、そこからは延々と理由が述べられてたというか、言い訳だらけで・・・
いや、それ逆効果だから(笑)
じゃあ安い肉=硬い肉かと言ったらそうでもなくて、墨田区立花にあるミスターデンジャー辺りだと400gで2600円というバカ値でステーキを出しいるんですが、そこで出しているのはハラミ肉。
それを丁寧に筋切りをして下処理も行って初めて客前に提供できると店主は言ってたけど、そこまでじゃなくても焼く前に下処理とかしてるのかな??という部分はあるんですよね。
何と言うか、社長の言い分だと
「安い肉はどうしても部分的に硬いところがあって、それが一部のお客さんに提供されてしまった」
みたいな事を書いてたんだけど、一部位だったらここまで
「いきなりステーキの肉は硬い」
って認識されてないと思いますけどね(笑)
で、次に見て笑っちゃったのがお客さんに対して原価率の話を思い切り書いてる事。
あー、この人何も考えてないんだなぁと。
必死なんだなぁと。
まあ、大抵の人は定価のうちどの位の材料で作られているのかはなんとなーくわかってはいるんですよ。
でも、そこは触れないし、まず余程の事がないと興味を示さない筈なんです。
食べる時、原価計算をしながら食べる奴なんてそうそういないでしょ??
そういう事を考えながら食べる時って・・・料理がマズい時が多いんです。
「これ、原材料どんだけぼったくってるんだ?」
っていうのが一般的ですかね??
それに対してこの社長は
「いや原価率から考えたら、うちはお得なんです」
いやいや、違うから。
お得だろうが何だろうが、定価に見合った味じゃないからお客さんはブーたれてるんだから。
その価格に見合ったものを提供していない、もしくはお客さんのニーズとかけ離れているところで展開している。もしくはお客さんを軽んじている・・・
いずれかだからねぇ。
社長はこの貼り紙を「自分の想いを書いた」と言ってるけど、これ店舗からすれば逆に迷惑なんじゃないかなぁ。
自分、ペッパーランチとか結構食べてて、あれなんかお手軽にステーキが食べられていいなと思ってたけど、いきなりステーキは本当に数える程度なんですよね。
まずランチで食べるには価格設定が高いし、夜食べるならちゃんと座って食べたいし。何よりこの価格でこのレベルなら、ミスターデンジャーとかビリーザキッドに行っちゃうかなと。
そして後発組に対して嫌みにも取れる感謝の言葉も書いてたけど、あれだっておかしいんだよね。
後発組はちゃんといきなりステーキの弱点を研究して改良しているし。
全て後手後手。
考え方改めないと、いきなりステーキは本当にヤバイと思うけどねぇ・・・