おーおー、禁断の場所にメスを入れますか(笑)
コンビニ加盟店への24時間営業強制、独禁法違反の可能性…公取委
コンビニが24時間営業になったのは世の中の仕組みがそれを求めた結果だし、仕方のない部分ではあるんですよ。
コンビニって今やモノを売るだけじゃないでしょ?
振込とか宅急便とか、チケット販売なんてのもある。
今度はマイナンバーカードで住民票なんかもプリントできる訳ですよ。
もはやコンビニって町の便利屋状態なんですよね。
ところが、この新規加盟店を発掘するのが本当に大変で、フランチャイズ店と契約するのって今じゃベテランSDでもそんなにないんじゃないですかね?
だから他のコンビニを買収したりしている訳だし。
で、ひとつだけ嫌な事を書くと、新規店を勧誘する時ってほとんど詐欺みたいなもんでしたね。自分は嫌だからやらなかったけど。
とにかくいい事しか言わない。オーナーさん向けに見積書を提出するんだけど、大体24時間営業と16時間営業の2種類持って行って、24時間のほうが利益が上がる事を強調するんですよ。
「オーナーは夜中は寝てて、その間はバイトにやらせておけばいいんです」
とかうまい事言うんですよ。
で契約した後は
「経費が多すぎます、バイトなんて雇ってる余裕なんてないですよ」
と掌返し。
これ、日常茶飯事ですからね。
酷い奴になるとその見積書も改ざんしている時があって、明らかにそんなに売上出ないだろって立地にとんでもない売上予測を出す奴がいるんですよ。
テメェの実績を上げたい理由でオーナーを騙す輩がいるんですよね。
(当時の上司がまさにそれで自分、大嫌いでした)
オーナーと本部は同列なんて絶対嘘で、同じチェーンなんだからワンオペレーション、ワンルールでないとダメっていうのがコンビニ本部の基本。
好き勝手な事をやると他の加盟店のオーナーさんに迷惑がかかりますよ・・・という言葉で加盟店を縛り付けてる訳です。
今回、どこまで公取委が踏み込むかわからないけど、まずはこの加盟契約の部分にメスを入れないと、この問題は先に進まないと思いますけどねぇ・・・