もはや毎年恒例、この日はエセワイン通が騒ぎ立てる日でございます(笑)
とは言っても・・・例年だとYahooとかのニュースでもそれなりに取り上げられてるのに、今年はどこにも見当たらないというね。
いつもだとニュースソース貼り付けてイジり倒すのに、それさえもできなくなってしまいました(笑)
まあ、ボジョレーヌーボーはそれなりにツッコミどころが沢山ある訳ですが、毎年言ってますけど、こんなものはバレンタインデーのチョコレートと一緒でワイン業界の陰謀でございます。
笑っちゃうのはよく書かれてる"ワインの出来"ね。
確かにヴィンテージもので原料になるぶどうの出来がいい時はいいワインになるという話があって、これは事実らしい。
自分はそこら辺業界にいながらもよくわかんなかったけど(笑)、酒担当に言わせるとぶどうの出来がいい時の仕込まれたワインは全然違うんだそうな。
ところが!!
このボジョレーヌーボー、確かにぶどうの作柄を見る為のワインではあるんだけど、少なくとも「出来が悪い」という評価を聞いた事がないんですよ。
・ここ数年で一番の出来
・過去最高の出来
・ワインの当たり年と言われた時と同じ位のいい出来
等々(笑)
絶対いい出来を強調します。
じゃあ出来が悪い時はどういうのかって?
・昨年並みの出来とか
・ここ10年を平均した位の出来とか
悪いとは言わない。
そりゃそうだよね、酒販店に
「今年はちょっと出来が悪いんですが、ボジョレー買ってください」
って売り込みに行っても
「フザケンナ」
って追い返される訳だから、そりゃあ謳い文句は
「今年も出来がいいんですよぉ~!!何と言っても今世紀最大の当たり年ですからねぇ」
2002年位の話だったよなぁ‥‥(笑)
まあ、ボジョレーの謳い文句なんぞそんなもんです。
で今顰蹙を買いまくってる元トレンディ俳優なんかが
「今年は本当に出来がいい」
とか、マジでふざけんな!!って苦笑いしてたもんね。
まあ、これも何度も繰り返すけど、ボジョレーそのものはとてもいいワインです。
ただ!!
ヌーボーの売り込み方が物凄くゲスっぽいだけの話なのですよ(笑)