ちょっと真面目な事を書いてみようかと(笑)
先週の「みなさんのおかげでした」で森三中の黒沢嬢が演技かどうかは知らないけど、現状のバラエティに危機感を覚えている旨の発言がありまして、「ああ、演者もそう思っているんだ」と妙な納得をしてしまった訳です。
かと思うと土曜日にやった木梨・ヒロミ・フミヤの合宿番組なんかは結構面白く見させてもらいました。
この差って何だろうなぁと思う訳ですよ。
個人的な意見としてはまず木梨、ヒロミ、フミヤ、これに石橋や坂上忍なんかも含めて、みんなガキ大将なんだろうと。
もっというとビートたけしやさんまなんかもどちらかというとガキ大将の部類に入るのかなぁと。
ガキ大将だからある意味「やりたい放題」で、「おれが楽しければ多分見ている側も面白い」的な発想で番組を作っているんだろうと。
この手の最たるものは多分「水曜どうでしょう」なんだろうけど。
まず演者が楽しい事を演じている、例えば演出上で必要以上のオーバーリアクションなんかは視聴者も見破ってしまうんだろうし、それだけでどっちらけなんだろうと。
ひな壇番組で今時の芸人が無茶苦茶なリアクションしていても
「あー、キャラ守ってるんだなぁ」
としか感じないし、多分演出の人もそういう意図でブッキングしているんだろうね。
これも推測なんだけど、とんねるず世代より上ってある意味アナログ世代で、夕方まで外で遊んでて、そこに必ずガキ大将みたいな仕切りのうまい奴がいて、結構なムチャぶりをしてくる事もしばしばある訳。
自分なんかも度胸試しとか言って2階から飛び降りるようなムチャをやったことあるけど、まあ今考えたら「いじめだよねー」みたいな事も多々ありました。
でも他のグループと喧嘩してたら敵討ちしてくれたり、面倒みてくれるんだよね、当時のガキ大将ってえのは。
で、とんねるず世代より上っていうのはそれを体感していた訳です。
だからひょうきん族とかみなさんのおかげですとかお笑いウルトラクイズとかで悲惨な演出をしても「まあここまではギリ許されるレベルだなぁ」って位ですよ。
で、今の世代はある意味デジタル世代で、横一列がヨシとされているんですよ。
調和を大切しているんです。
当然視聴者も同じ世代だからそれを望んでいるし。
するとどこも同じような番組になる訳です。
なにせ調和を重視している訳ですから。
そんなデジタル世代に「かつてのひょうきん族みたいな番組を作れ」って言われてもそりゃあ難しいです。
だってそんな経験がないんだもん。
体感した世代としていない世代ではリアル感が全く違うんですわ。
演出にしても演者にしてもそういうものを求められてもピンと来ない筈。
当の黒沢嬢本人もあそこまで言ったけど、じゃあどうしたいかというとわかんないはずですよ。
ただ、今のテレビは窮屈だと。
そりゃそうだ。
だって上からも指示で「視聴率を稼ぐ番組を作れ」としか言われないんだもん。
冒険なんてできないもんね。
そうすると自分のフィールドである「予定調和」のほうに針は振れるよね。
で、この手の番組は飽和しちゃっているから視聴率は伸びない、どうやって番組つくるかわかんない、じゃあいいや、強めの演出でハプニングを引き起こそう・・・・
こんな感じでしょ?
でも最初はそれでもいいけど、何度もやると鼻につく訳です。
それこそマンネリ。
でもこれって劇薬みたいなもんだから、どんどんエスカレートする訳です。
結局バカやるなら徹底してバカやったほうがいいんだろうなあと。
中途半端な予定調和なんかイラナイんですよ。
ベタベタすぎて視聴者が『絶対こうなるよなぁ』って予測できる位のバカバカしさに走るとかでどんどん持っていって、最後に視聴者の考えている事のナナメ上のエンディングで締める。
その位の事をしないとダメでしょうね。
エラソーに言ってんじゃねーって?
エラソーに言いますよ。
だって一昨日、自分実践してその日お客様から一番の歓声もらいましたもん。
先週の「みなさんのおかげでした」で森三中の黒沢嬢が演技かどうかは知らないけど、現状のバラエティに危機感を覚えている旨の発言がありまして、「ああ、演者もそう思っているんだ」と妙な納得をしてしまった訳です。
かと思うと土曜日にやった木梨・ヒロミ・フミヤの合宿番組なんかは結構面白く見させてもらいました。
この差って何だろうなぁと思う訳ですよ。
個人的な意見としてはまず木梨、ヒロミ、フミヤ、これに石橋や坂上忍なんかも含めて、みんなガキ大将なんだろうと。
もっというとビートたけしやさんまなんかもどちらかというとガキ大将の部類に入るのかなぁと。
ガキ大将だからある意味「やりたい放題」で、「おれが楽しければ多分見ている側も面白い」的な発想で番組を作っているんだろうと。
この手の最たるものは多分「水曜どうでしょう」なんだろうけど。
まず演者が楽しい事を演じている、例えば演出上で必要以上のオーバーリアクションなんかは視聴者も見破ってしまうんだろうし、それだけでどっちらけなんだろうと。
ひな壇番組で今時の芸人が無茶苦茶なリアクションしていても
「あー、キャラ守ってるんだなぁ」
としか感じないし、多分演出の人もそういう意図でブッキングしているんだろうね。
これも推測なんだけど、とんねるず世代より上ってある意味アナログ世代で、夕方まで外で遊んでて、そこに必ずガキ大将みたいな仕切りのうまい奴がいて、結構なムチャぶりをしてくる事もしばしばある訳。
自分なんかも度胸試しとか言って2階から飛び降りるようなムチャをやったことあるけど、まあ今考えたら「いじめだよねー」みたいな事も多々ありました。
でも他のグループと喧嘩してたら敵討ちしてくれたり、面倒みてくれるんだよね、当時のガキ大将ってえのは。
で、とんねるず世代より上っていうのはそれを体感していた訳です。
だからひょうきん族とかみなさんのおかげですとかお笑いウルトラクイズとかで悲惨な演出をしても「まあここまではギリ許されるレベルだなぁ」って位ですよ。
で、今の世代はある意味デジタル世代で、横一列がヨシとされているんですよ。
調和を大切しているんです。
当然視聴者も同じ世代だからそれを望んでいるし。
するとどこも同じような番組になる訳です。
なにせ調和を重視している訳ですから。
そんなデジタル世代に「かつてのひょうきん族みたいな番組を作れ」って言われてもそりゃあ難しいです。
だってそんな経験がないんだもん。
体感した世代としていない世代ではリアル感が全く違うんですわ。
演出にしても演者にしてもそういうものを求められてもピンと来ない筈。
当の黒沢嬢本人もあそこまで言ったけど、じゃあどうしたいかというとわかんないはずですよ。
ただ、今のテレビは窮屈だと。
そりゃそうだ。
だって上からも指示で「視聴率を稼ぐ番組を作れ」としか言われないんだもん。
冒険なんてできないもんね。
そうすると自分のフィールドである「予定調和」のほうに針は振れるよね。
で、この手の番組は飽和しちゃっているから視聴率は伸びない、どうやって番組つくるかわかんない、じゃあいいや、強めの演出でハプニングを引き起こそう・・・・
こんな感じでしょ?
でも最初はそれでもいいけど、何度もやると鼻につく訳です。
それこそマンネリ。
でもこれって劇薬みたいなもんだから、どんどんエスカレートする訳です。
結局バカやるなら徹底してバカやったほうがいいんだろうなあと。
中途半端な予定調和なんかイラナイんですよ。
ベタベタすぎて視聴者が『絶対こうなるよなぁ』って予測できる位のバカバカしさに走るとかでどんどん持っていって、最後に視聴者の考えている事のナナメ上のエンディングで締める。
その位の事をしないとダメでしょうね。
エラソーに言ってんじゃねーって?
エラソーに言いますよ。
だって一昨日、自分実践してその日お客様から一番の歓声もらいましたもん。