昨夜は夜間急患センターの当番医でした。今回は患者さんも3人と少なく、静かな夜当番を過ごさせて戴きました。お陰様で読みかけの専門書を読破することができました。さて夜間救急病院や急患センターのコンビニ化が問題となっている中、医者の苦しい立場を理解して頂き、前向きな患者さんの”意識改革”や”基本的な医療知識”が必要であります。目の前の患者さんがごく軽症であっても、医者は断る訳にはいかず、「心配があまりないので様子をみるよう」に指導する訳ですが、患者やその家族が納得せず、”逆ギレ”される場合も多々あり、困っております。やはり医療はいわゆるサービス業では無いと思っておりますし、基本的には内科あるいは小児科の嘱託医と病気に関する心配事や急変時の対応を十分相談しておくことが必要です。そうすることで、不必要な救急外来受診を減らし、緊急を要する重症患者さんの治療優先を可能にすることができるのです。このまま安易なコンビニ化が進めば、意欲的な医師が減少して、結果的に夜間救急医療あるいは急患医療を止めざるを得なくなるのは必定であろう。(医者も人間であります。生かしてください!)
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