明日4月1日から、診療報酬点数の改定に伴い、医師が5分以上診察しなければ報酬の加算を受けれなくなる。医療費抑制を目指した「5分ルール」は患者さんと医師の両方に多大な不利益を生じそう。患者側の問題としては実際「薬だけとか忙しいとか」で診察を受けず、さっさと薬だけで帰る患者さんが結構おります。自覚症状の乏しい慢性疾患だとしても、投薬治療をしている限りは薬効の評価はもちろんのこと副作用のチェックも当然必要となります。また慢性疾患に起因する合併症の進展も心配であり、定期的な問診や血液検査などが必要となります。「5分ルール」でこの診察拒否に拍車がかかるのではと心配であります。また医療側では診療報酬の加算がなくなるため、病院経営が困難になり、廃業につながりかねず医療崩壊が加速することが心配されます。最も恐れるのは「医者と患者さんの信頼関係」の崩壊であり、5分用のストップウォッチを首にぶらさげて待合室で診察をまっている患者さんを想像するとゾッ~とするのは小生だけでしょうか!?
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