これはあなたのミスですね、と。

【会話】
工場長:これはあなたのミスですよ!
従業員:どうしてそんなことがわかるんですか!私は関係ないですよ
工場長:これが目に入らぬか
従業員:ははー、参りました

【新聞記事を見て】平成19年9月28日日経産業新聞「DNA鑑定料金、上昇」

ヒトのDNAの鑑定料金が上昇している。主力の親子関係の有無を鑑定する料金は2005年ごろに比べ3~5倍。国が遺伝情報保護を打ち出したことをきっかけに作業が複雑化し割高になった。価格上昇に伴い個人の利用が減っており、親子鑑定以外のサービスを新たに始めた会社もある。

父母と子供から採取した検体を調べる場合で1件当たり9~15万円が中心。2年前の料金は3万円前後が多かった。

経済産業省は個人情報保護法に関連して05年4月に個人遺伝情報保護不ガイドラインを施行した。罰則規定はないものの遺伝情報が本人の同意無しに取り扱われないよう企業に呼びかけている。ガイドラインが出る前は郵送で検体を送る手法が主流だった。施行を契機に鑑定会社は検体を面談して採取、検査過程で各種の証拠を残すようになった。利用者が他人の検体を郵送し親子関係がないという結果を出させる事例があったことへの反省もある。

日本ジェノミクスは親子鑑定の依頼は月40件あるが依頼主は個人が減り裁判所が中心になった。ガイドラインがなかった場合、件数は倍以上になっていた可能性がある、と。9月からは肥満遺伝子の分析サービスを始めた。食品や医薬品に毛髪などが混入した場合のDNA鑑定を開始。どの作業員のミスかを特定できる。

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DNA鑑定がいろいろなところで活用されだしましたね。「DNA鑑定」と言えば、親子鑑定を思い浮かべた方が多いのではないでしょうか。でも今は違いますよ(違うことはないのですが)

記事内にもあるように、
食品・製品への異物(毛髪、血液等)混入鑑定による混入経路分析
肥満や高血圧、薄毛になりやすい体質かどうかを調べる遺伝子分析
遺伝子レベルで効果のある治療薬の開発
ペットが遺伝子病にかかりやすいかどうか調べるサービス
そして、

DNAバンキングサービス

遺伝子は個々人ユニークなものですから、生きていた証しとして残してはどうか、と。そして、相続トラブル解決や事故時の身元確認、遺伝子診断を受けるためなどが目的だそうです。

さらに最近では、自治体がこのDNAバンキングサービスの導入を検討しているんですって。災害時の救助に向かう職員が二次災害に遭った時のリスクマネジメント(身元確認用)として検討しているようですよ。実際、テロ時や大震災の時の身元確認にDNA鑑定が役に立ったという話もあります。

このように、DNA、遺伝子保存が活発になると、クローン人間の出現が現実を帯びてくるような気もしてきました
ちょっと怖いな

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