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日々のことなど書いてます。

産後の無理はのちのちたたる

2007-07-18 17:41:20 | びっくりなこと


私には3人の子がおりますが
「里帰り出産」というのをしたことがありません。

一人目のときは、
実家から車で15分くらいの距離に住んでいたので
実家に帰らずともなんとかなるだろうという理由から。



二人目の時は実家から離れた静岡に住んでたということと
下に子どもがいるので、実家に帰るその行程を考えると
自分ちにいた方がまだ楽だったという理由。

けれど
「入院中の子供の世話だけでいいから手伝ってえええ」
と妹に泣きついて、
群馬から5日間、手伝いに来てもらいました。
当時、妹には幼稚園に通っている子と未就園児がいたのですが
上の子、幼稚園休ませてきてくれたよ~(´▽`;)
旦那様も「お姉ちゃんが困ってるなら行ってやれ」って
快く送り出してくれたそうな・・・ありがたや・・・

3人目のときは、妊娠中に切迫早産で入院したこともあったので
自分の母にお願いして
出産予定日近くに有給とってもらって
一週間、来てもらいました。

 

まあなんとか
そんなこんなで、無事に子供を育ててこれたわけですが

ただひとつ。

お産を侮ってはいけない、ということが産後にありました。

 

長女を出産して、だいたい10日くらい経った頃。

「小」をもよおして トイレに入ったところ、
座った途端に もりもりもりっ と
赤ちゃんの出てきた場所から、何かが出て来る感覚が!

体の中から自然に出てきてしまうので、
止めようと思っても、どうにもなりませんヽ(´Д`;)ノ
「なんか出てる!なんか出てる!」と
首筋を冷たいものがかけあがりました。

ぽとん と落ちたソレをみると
薄くくすんだ まるで「大」のような茶色の物体・・

慌ててトイレでて(水は流さず)病院にtel、
かくかくしかじかと 話をしたら
看護士さんから「アナタ、体休ませないで動いてたでしょう!!」と
バシッと叱られてしまいました。

どうも、ちゃんと体を休めなかったせいで、子宮の回復が遅れ
悪露が排出されずに固まってしまい
それが出てきた、ということだそうな。
(ちなみにソレまでには悪露全くでなくなってました)

   *悪露(おろ)とは→お産のあとに膣・子宮頸管・子宮から出てくる分泌物のこと
            
生理時の出血みたいなもんです。

その後はちゃんと言いつけを守って
数日間、家事を必要最低限にとどめていたらそのような事は起こりませんでしたが
まさか、あの場所から赤ちゃん以外の物体がでるとは思わなかったよ

 

それから約1年半後に2人目を出産したのですが。

一人目の時の悪露騒動がまだ記憶に新しかったので
いちおうは・・・気をつけていました。

手伝いに来てくれていた妹が帰った数日後
深夜、赤ちゃんにおっぱいをあげ、おむつもかえて
眠りにおちた赤ちゃんをベビーベッドへ寝
かせようと

立ち上がったそのとたん。

だばだばだばっ と出血し、
下半身が血まみれになりました(T_T)
座布団に座っていたのですが
それも着ていたパジャマも血だらけです。

出血がとまったのをみはからって
そお~っと 赤ちゃんを別の場所に移し
パジャマと下着を着替えて、病院にtel。

かくかくしかじか・・・
と状況を説明したところ、


「アナタ、体休ませないで動いてたでしょう!!」

前回と同じことを 言われてしまいました・・・・

出血の理由は
やはり、子宮の戻りが悪かったため、悪露がうまくでていなかったんでしょう
とのこと・・・

でも、お産直後の子宮の戻りはたいへん良くて、
診察に来た看護士さん(助産婦さん?)が
下腹押しては「あれ・・・? あれ? もうこんなに戻ってるー!」と
驚いたほど。
退院して自宅にもどってしばらくしたら
悪露は全く出なくなっていたんですよね・・・
あれは、終わったんじゃなくて、「溜まっていた」んだったんだ・・・

この出血騒動のとき、旦那さんは夢の中。
動揺していた私は旦那さんを起こそうとはみじんも思いつかず、
「この血だらけのモノ、どうにかしなくちゃ!」というので頭の中が一杯で
病院にtelしたあと、ひたすらパジャマを洗ったりしてました。
座ってた座布団は、もうどうにもならないので廃棄。

すべて片付けたあと、急に怖くなってがたがた震えが来て
(ものすごい寒気もきた)
寝ていた旦那さんの布団にもぐりこんで 
事の次第を話そうとしたんだけど、
私もすごく疲れちゃってて 
まともに話すことができませんでした。
ただ

「出血した」「病院に電話してみた」「安静にしてればいいみたい」
「なんか怖いよ~」「・・・すごく寒いよ~」

っていうのを断続的に言っおったです。
その言い方に危機感を感じなかったのか
旦那さんは「そうかそうか。だいじょうぶだいじょうぶ」っていって
しがみついてる私の
あたま撫でてそのまままた眠りにおちちゃったな・・・。

3人目のときは とにかく気をつけていたので
そんなことにはならなかったのですが、
若いから・体力あるから といって侮るとたいへんなことになります。
出産って、思いのほか体への負担は大きい。
昔の人は
「産婦は床上げまで 赤んぼの世話以外で水も触っちゃいかん」
と言ってたそうですが
ウマイ事言うな~って思ったよ~(゜Д゜)ノ ァィ

年配の方には「おばあさんになってからツケがくるんだからね!」
と脅されたし。

これから赤ちゃん産む方、産んだ方
くれぐれも気をつけてくださいね
私も
「体丈夫な方だから、そんなことにはならない」
って変な自信持ってたよ(^_^;)