遅くなりました。
先日、とみうら元気倶楽部でありました南房総市認知症講演会。
講師は館山市内で介護事業、病院経営をされている医師の先生の田中耕一様
すでに一部内容を先行して書きましたが。冒頭、近いところで認知症の方がいるということで事例を説明。次に数分のビデオを視聴。認知症だからという固定観念でなく、記憶は失われていますが、感情表現はしっかり示すことをわかった上で、その人の立場にたってやりとりをする。
認知症では中核症状と周辺症状に分けられます。いずれも原因があると確実にでるとのこと。
薬の服用は最小限。逆に量が多いと症状を悪くします。
料理も肉食より魚中心の食生活が認知症を防げるそうです。
最初に書かなければなりませんが、通常、人は忘れたことを必死に思いだそうと脳を働かせますが、認知症にかかりますと、直前の情報や行動の記憶が残らず、認識ができないこと。例えば食事をしたのに食事をしたいとか、物がなくなった時にまわりの誰かを加害者に見てしまう。
他にも書くことがありますが、話をされた内容は以上です。
私は思うに、誰しも可能性があるし、避けられないと思う。だから、そういう方に会っても、特別に見るのでなく、自然な接し方。これは障害福祉でもいえること。
相手の立場にたつこと。今の世の中で、一番足らないことだと思う。