Jimmyの旅行放談

私は海外旅行が好きで、これから色々体験談を流して皆さんのご意見をお伺いいたしたいと思います。

シベリアの「お神渡り(おみわたり)」を見てきました!」続編-5、P3

2005年05月27日 22時20分28秒 | Weblog

第4日目 12月31日(月)続き2

 村の集会所での楽しい親睦会は、11時過ぎ終了して、そこで三つのグループに分かれる。そして、いよいよロシアの家庭でお正月を迎えるのである。

 村民が用意していた車で、私たちのグループ3人は農民の家へ案内される。ホスト役のお父さんと、娘のオーラさん、息子のジェミー君の3人家族だった。母親はこの秋、他界されたと聞き、まだ悲しい余韻が残っているのは否めない。その中にあって、親子3人が私たち3人を暖かく迎えてくれたのには感激した。従って、ともすれば話題も専らその方へ向かったのであるが。なんでも胃癌で、日本の国立癌センターへ2度もお世話になったというのである。日本の皆様にはとても親切にして頂いていつまでも感謝している、とのことだった。

 こんなロシアの田舎まで日本の血の通う救援活動が働いていて、日本への信頼感が強く、好日家も多いのだなと知り嬉しかった。 ま、そんな雰囲気だったので、そんなに談笑する訳にも行かなかったが、娘、息子の二人は一生懸命私たち三人を厚くもてなしてくれた。二人とも大学生で勉強中と聞いた。娘のオーラさんは、家族を切り盛っていて、料理も専ら専属のようだったし、母代わりをこなしながらの勉強を続けている訳でそのけなげな姿には圧倒された。同時に、ロシア人の向学心もひしひしと感じられた。

 お土産に持参の風呂敷をガイドも含めて1人ずつ1枚あげたらとても喜んでくれた。先方からも記念に手細工の壁掛けを頂戴する。
                                今日はこれまで…。

写真は、二つの長テーブルに所狭しと御馳走の山!