第4日目 12月31日(月)続き3
さて、前回の続きです。
ホスト役になったお父さんは、花火まで用意していて、厳寒の夜空へ向けて祝賀の花火を3人に一人ずつ打ち上げさせて貰ったのには感動した。
ハバロフスク市内では、木造家屋は決して見られなかったが、こうして郊外の村へ来ると、殆どの家屋が木造家屋だった。
パーティーが開かれた部屋中央には、2m近いクリスマスツリーが飾られ、壁には、聖母マリアとキリストの画像が貼り付けられていた。それを見た瞬間、私は今まで抱いて来たロシア人に対するイメージが悉く崩れてしまった。
長テーブル二つの上には一週間かけて用意されたという御馳走の山が築かれていた。お父さんが近くの池で釣ったという鯉の刺身まで色とりどりの料理が用意されていた。でも、丁度その時、私には全く空腹感が無かったので、料理に殆ど手が出ず残念至極だった。
暖房は、薪ストーブだった。冷蔵庫は勿論、床下が天然冷蔵庫である。
今日は、ここまで…。
写真は、ホームステイでお世話になったホスト家で、お正月を迎えたクリスマスツリーを背景に撮った記念写真です、中央の男性がホスト、右端からホストの息子、隣が娘である。