Jimmyの旅行放談

私は海外旅行が好きで、これから色々体験談を流して皆さんのご意見をお伺いいたしたいと思います。

シベリアの「お神渡り(おみわたり)」を見てきました!」続編-6

2005年05月30日 07時56分58秒 | Weblog

 第5日目 正月元旦 (火)

 こうして、思い出を胸に、ホームスティは無事終了。

 今日は正月元旦、2001年(平成14年)1月1日だ。

 午前7時過ぎ起床。村長宅で、洗顔もしないまま、紅茶とケーキを朝食に
して、村を8時に出発。一路ホテルへ向かう。

途中、信号もなく只広野を突っ走るのみ。ホテルへ立ち寄ると、荷物はすで
にポーターの手でバスに積み込まれていた。団員は、昼食を取ると、駅へ向かう。

 途中、ハバロフスク市の建物を見収めと思い、バスでよく眺めて見ると、
すべて鉄筋か石積みによる建造物ばかりだった。

 ただその中の1つに、あの建物は第2次世界大戦直後ソ連に抑留された元日本
兵捕虜によって石を積み重ねて作ったとされる建物だ、と知らされた時は、
万感胸に迫るものがあった。60年間という月日だけがアッという間に流れてし
まったのであるが…。

 ハバロフスク駅へ到着すると、シベリア鉄道『オケアン号』にて、ウラジオス
トックまで約800km、約15時間の旅をすることになる。

 トイレの話ばかり申して恐縮だが、シベリア鉄道の列車も未だに黄害トイレで
垂れ流しのようだった。寝台列車だったので、すでにベッドはセットされていて、
二段式ベッドに横たわると早めに就寝する。列車はゴトンゴトンと音を立てて目
的地ウラジオストックへ向かう。
                     今日はここまで…。

 写真は、丘の上から眺めたウラジオストックのロシア海軍々港の風景である。
私が10年前に中国海軍旅順軍港を訪問した時は、撮影禁止で今でもそうだと自身、
解釈しているのだが、ロシアの場合はかなり開放されていて、現地ロシア人ガイド
の話ではここは自由だよと説明された。