私の元に訪れた中年男性
医師に大腸ガンと宣告されたという
すでに中期の頃まで症状は進んでいるらしい
仕事を辞めざるを得なくなったという
手術をしなければならないと言っている
手術をすれば人工肛門が待っており
仕事復帰はかなわないだろう
人生に失望して顔は恐怖と不安でいっぱいだ
症状を聞くと
1日中流れるような下痢が続き
外出も出来ないという
さらにおそろしいことに
その下痢は血だという
それも真っ赤な鮮血
血まみれのパンツ(おむつ)を見るのが
おそろしくておそろしくて
体重は2ヶ月で15キロ減ったという
人生はもう終わり
まもなく入院の予定だという
そのまま死ぬかもしれない、、、、
私は彼にハッキリ伝えました
安心してください
入院も手術も必要ありません
すぐに元気になりますから
心配ありませんよと
あえて自信をもってハッキリ伝えた
不安と信じられないと言う顔をしている
私の微笑みをみて
彼は
「だまされたと思ってやってみます」
それでは今日準備しますから
{明日また来てください}
そう伝えて御帰り頂きました
(続く)
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