奈良県明日香村には、「天空の村」と呼ばれるような所があります。
今回は、飛鳥天空の村「尾曽(おおそ)」を紹介したいと思います。
古代の群集墓がある細川谷の道を上っていくと、「上(かむら)」という所に着きます。ここが、「尾曽(おおそ)」の入り口です。
約1kmの山道を上っていくと、天空の村「尾曽(おおそ)」に着きます。道は舗装されていますが、対向車が来たら場所によってはアウトになるような道です。
途中に毘沙門天と書かれた道標を目にし、対向車がないことを祈りながらが、飛鳥天空の里「尾曽(おおそ)」に到着しました。
ここには数軒の民家と「威徳院」という立派なお寺があります。現在は、長谷寺の末寺のようですが、江戸時代末には毘沙門天を祀り建立されたようです。
飛鳥時代に、「日羅上人」が紫の雲をまとった毘沙門天を本尊として建立さてたお寺が、その始まりだとする伝承もあるようです。
現在は、「尾曽の毘沙門」さんとして人気の高いお寺だそうです。
山の頂上にあるような小さな集落ですが、ここからの景色はとても素晴しかったです。
「尾曽(おおそ)」は、観光向きの場所ではありませんが、時間を忘れさせるような素敵な「別世界」の隠れ里でした!
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