●癌性腹膜炎、手術後化学療法第5クール(トータル第9クール) 58日目。
今は癌の心配より腸閉塞の方が心配だ。
一応、少ないながらも通っているようだ。
7日(金)に会いに行った時、主治医と会うことができた。
食事は、形のないものを少しなら良い、ということだった。
7日(金)午後8時頃に次男が帰ってきた。
病院へ様子を見に行くには時間が遅いので、翌日行くことにした。
8日(土)午前10時頃だったっけ?、次男と一緒に妻に会いに行った。
午前中は点滴を延々と受けていた。
私は、父の介護があるので12時頃家に戻り、13時30分頃病院へ戻った。
昼食をどうしようか、という話になり、中華どんぶりが良いか、なんて話をしていたら、妻は、いきなり、一緒に昼食に付き合う、と言い出し、看護婦さんを呼出、点滴を中止してしまった。
いくら、ちょこっとなら食べて良いといっても、思わず大丈夫か、と思ってしまった。
が、ここはモチベーションの問題で、一緒に行くことで直す気が高まることが大事だと考えた。
で、一緒に行ったところは、うどん屋さんである。
昔、妻と交際していた頃によく行った店である。
とても懐かしい。
妻は、私のうどんを少し取り、だしをたっぷり取り、おいしそうに食べていた。
何とも、後がどうなるか、心配だった。
次男は、食事後、名古屋へ戻って行った。
さて、今日。
町内行事があるため、妻に会いに行くのは夕方になってしまった。
しかも、たった15分しか取れなかった。
会って、少し安心。 昼食後は特に問題なかったようである。
しかし、下腹が痛い、と言っていた。
早く帰りたい…。 と言って、泣いていた。
私自身も早く一緒に生活したい…
いったい、どうなってしまうのだろう。
今は、妻の治りたい、という気持ちが一番大事ではないか、と考えているが…
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町内の行事で、参加していない人の電話番号を聞き、自分の携帯に入れていたら、みんながそれを見て、じゃんじゃんと電話を掛けられてしまった。
作業そっちのけでアドレス帳に登録する、なんて状態になってしまった。
登録最中に、まだか、オレも掛けるぞ、なんて、次から次へと電話を掛けられてしまった。
携帯って、そんなもんなの?
今まで、家庭電話で充分だと思っていたが…
世の中、どうなっちまったんだ……