MAKO’s日記

身の回りでの出来事

免疫療法 9回目

2008-08-25 23:30:06 | 癌性腹膜炎

●毎週水曜日は、大阪大学の付属病院へ自動車で通っている。
 従って、私は毎週、会社を休んでいる。
 
 7/ 9 免疫療法3回目
 7/16 免疫療法4回目
 7/23 免疫療法5回目 マーカー値上昇
 7/30髪嵶屠。恐麑マーカー上昇→化学療法を検討?
       妻の気持ちはかなり落ち込み、もうダメかも…、とつぶやきっぱなしだった。
 8/6髪嵶屠。群麑棔.沺璽㎜鴫執br>        よかった! 後の経過はどうなるか分からないが、多少の見込みがありそうだ。
        しかし、大きくなった癌細胞をどう攻撃するか。方法をよく考えないといけない…
 8/13免疫療法8回目 マーカー上昇? あまり覚えていない
 8/20免疫療法9回目 マーカー下降   尿路が癌で圧迫されて、腎臓が危ない
 今度は、8/27の予定。 今後、受けることができるか、結果が出ているはず。
 という経過だ。

 ところで、今、県立病院へ入院している。
 腎臓が水腎症になっている。
 原因は癌が尿路を圧迫しているため。
 手術は不可能。
 後は、尿ロウを施す。

 先週、木曜日(8/21)に入院した。
 今日、改めて説明を聞いた。 「改めて」というのは、実は、妻だけが説明を受けていたが、あまりよく覚えていない、というので、今日、改めて説明を受ける、というものである。
 結果は、早急に尿ロウを施さなければ、1ヶ月も持たない…、ということであった。
 妻は、受け入れられなかったのだろう、と思う。
 私だったら、到底受け入れられることではなかった。

 さらに、尿ロウを施したとして、いつまで持つのか…
 妻が質問した。
 …
 主治医は、一瞬たじろいだように見えた。
 はっきりとは言えないが、一年は持たないと思う… …

 え? 一年?…
 ある程度、覚悟しているつもりだったが、いざ 言われてしまうと ショックである。
 妻は、涙をぐっとこらえているように見えた。

 病室へ戻っても、何を話したらいいか…
 「オレはある程度覚悟していたつもりだったが、いざ言われてしまうとショックだった。」というと、
 「私は、覚悟してなかった。」と、妻。
 ひそかに泣いている。 鼻汁が止まらない…
 後、何を言えばいい?
  このまま、ずっと付き添っていたかったが、何かが良くなるわけでもない。
  ひとまず、いつもの顔をして、部屋を出た。
  妻も、いつもの顔をして付いてきた。
 明日は、家へ帰るから、病院へはこなくて良いからね。 と何度も言った。
 自分で車を運転して帰ってくるつもりのようだ。
 あさっては、大阪だから…


 そんな話とは別に、亡父のお墓…。
 8/17頃、お寺に墓地があり、空いているか確認した。
 結果、1区画だけ空いている。
 うーーむ、ちょっと空しい。
 2区画は欲しい。
 と、ずーーっと悩んでいた。
 隣の鉄工所の社長(経済、風習について相談する人)に、今日、家に着いてから相談に行った。 というより、話を聞いてもらいに行った。
 結論は、1区画では、惨めではないか。 やめたほうがいい。 しかも、日当たりが悪く、良い場所ではない。
 今、造成の話が2件あるので、加われば3件になり、工事費の分担があまり高額にならずに済むがどうか。
 ということである。
 話に乗る。 早速、進めてもらうよう、お願いした。


 さらに、違う話。
 父の工場を貸している。 そこでは、農林業の網を織っている。
 5月頃から、手伝うようにした。
 時給 800円。 安い。 が、駆け出しである。 これからである。
 今は、毎日、19時頃から21時頃まで作業している。
 土、日 も、時間があれば作業している。
 全く、苦痛は無い。 それどころか、面白い。 製品ができる速さが早く、面白い。
 やりようによって、全く 糸が切れない。 方法を見出した。
 後は、糸が無くならない様に管理してやればよい。 それも、手間がかかるが 方法を見出した。
 そんなことが、面白くて仕方が無い。

 なんてやっているが、ふと、自分を見つめて…
 何だかんだやっているが、この不利な状況を 忙しく過ごす事で逃げている…
 が、将来のことを考え出すと、気が狂いそうになる… かも…





 とにかく、妻がいつまで持つか、ハッキリしたことは誰も分からないが、今 してやれることは何か。
 じっくり、早急に考えて、やってやろう…     できるかな?