●毎週水曜日は、大阪大学の付属病院へ自動車で通っている。
従って、私は毎週、会社を休んでいる。
7/ 9 免疫療法3回目
7/16 免疫療法4回目
7/23 免疫療法5回目 マーカー値上昇
7/30髪嵶屠。恐麑マーカー上昇→化学療法を検討?
妻の気持ちはかなり落ち込み、もうダメかも…、とつぶやきっぱなしだった。
8/6髪嵶屠。群麑棔.沺璽㎜鴫執br>
よかった! 後の経過はどうなるか分からないが、多少の見込みがありそうだ。
しかし、大きくなった癌細胞をどう攻撃するか。方法をよく考えないといけない…
8/13免疫療法8回目 マーカー上昇? あまり覚えていない
8/20免疫療法9回目 マーカー下降 尿路が癌で圧迫されて、腎臓が危ない
今度は、8/27の予定。 今後、受けることができるか、結果が出ているはず。
という経過だ。
ところで、今、県立病院へ入院している。
腎臓が水腎症になっている。
原因は癌が尿路を圧迫しているため。
手術は不可能。
後は、尿ロウを施す。
先週、木曜日(8/21)に入院した。
今日、改めて説明を聞いた。 「改めて」というのは、実は、妻だけが説明を受けていたが、あまりよく覚えていない、というので、今日、改めて説明を受ける、というものである。
結果は、早急に尿ロウを施さなければ、1ヶ月も持たない…、ということであった。
妻は、受け入れられなかったのだろう、と思う。
私だったら、到底受け入れられることではなかった。
さらに、尿ロウを施したとして、いつまで持つのか…
妻が質問した。
…
主治医は、一瞬たじろいだように見えた。
はっきりとは言えないが、一年は持たないと思う… …
え? 一年?…
ある程度、覚悟しているつもりだったが、いざ 言われてしまうと ショックである。
妻は、涙をぐっとこらえているように見えた。
病室へ戻っても、何を話したらいいか…
「オレはある程度覚悟していたつもりだったが、いざ言われてしまうとショックだった。」というと、
「私は、覚悟してなかった。」と、妻。
ひそかに泣いている。 鼻汁が止まらない…
後、何を言えばいい?
このまま、ずっと付き添っていたかったが、何かが良くなるわけでもない。
ひとまず、いつもの顔をして、部屋を出た。
妻も、いつもの顔をして付いてきた。
明日は、家へ帰るから、病院へはこなくて良いからね。 と何度も言った。
自分で車を運転して帰ってくるつもりのようだ。
あさっては、大阪だから…
そんな話とは別に、亡父のお墓…。
8/17頃、お寺に墓地があり、空いているか確認した。
結果、1区画だけ空いている。
うーーむ、ちょっと空しい。
2区画は欲しい。
と、ずーーっと悩んでいた。
隣の鉄工所の社長(経済、風習について相談する人)に、今日、家に着いてから相談に行った。 というより、話を聞いてもらいに行った。
結論は、1区画では、惨めではないか。 やめたほうがいい。 しかも、日当たりが悪く、良い場所ではない。
今、造成の話が2件あるので、加われば3件になり、工事費の分担があまり高額にならずに済むがどうか。
ということである。
話に乗る。 早速、進めてもらうよう、お願いした。
さらに、違う話。
父の工場を貸している。 そこでは、農林業の網を織っている。
5月頃から、手伝うようにした。
時給 800円。 安い。 が、駆け出しである。 これからである。
今は、毎日、19時頃から21時頃まで作業している。
土、日 も、時間があれば作業している。
全く、苦痛は無い。 それどころか、面白い。 製品ができる速さが早く、面白い。
やりようによって、全く 糸が切れない。 方法を見出した。
後は、糸が無くならない様に管理してやればよい。 それも、手間がかかるが 方法を見出した。
そんなことが、面白くて仕方が無い。
なんてやっているが、ふと、自分を見つめて…
何だかんだやっているが、この不利な状況を 忙しく過ごす事で逃げている…
が、将来のことを考え出すと、気が狂いそうになる… かも…
とにかく、妻がいつまで持つか、ハッキリしたことは誰も分からないが、今 してやれることは何か。
じっくり、早急に考えて、やってやろう… できるかな?