MAKO’s日記

身の回りでの出来事

緩和ケア

2009-04-05 23:58:42 | 癌性腹膜炎
●妻は、緩和ケア病棟にいる。
 が、実際には、阪大病院で免疫療法を受けている。

 夜、妻から電話があった。
 「もう、行かない。」
 私には寝耳に水。
   さっき会った時には、荷物を運び出す話をしていた。

 しかし、ここ一週間でさらに痩せた。
 しかも、今日は吐いていた。
  推測だが、癌が腸を締付け始めたのか…
  かなり、まずい状態の気配は していた。

 体力が持ちそうに無い事、車の乗り降りができそうに無い事、トイレにも行けそうに無い事、等で
「行けそうに無い」、と言うことである。
 「明日、主治医に 免疫療法を打切る ことを話す」と言うことである。

 これは、癌に対して積極的治療をしない。
 ということは、「最後を待つ」ことである。

 私から見て、今まで かなりがんばった(無理をしてきた)、と思う。
 もう少しがんばれ とは言えない。
 が、主治医に面談を申し込もうと考えている。
  もう、手は無いのか、と…



 ところで、緩和ケアの実際って、どんなんだろう。
 県立病院のそれは、雰囲気をかもしだしているが、何だかちょっと違う気がしてならない。
 心(気持ちの持ちようと言ったほうが適切か)に対するアドバイスのようなものが無いような気がする。
 というより、私はそれが欲しい。
 どう気持ちを切替えれば良いのか…
 
 ただ黙って、指をくわえて、待つだけ…
  耐えられない。