ジャノメミシン米沢店

Yahoo!ブログから引っ越して来ました。

お世話に成りました。

2019-08-29 09:58:53 | TOP
Yahoo!ブログの終了が決まってからこちらのブログは更新して来ませんでしたが、ミシンの修理などの記事は今後はgooブログの方に書いていきます。良かったらそちらにお出で下さいませ。
gooブログ


このブログ自体をどこかに引っ越す予定は今のところ有りませんが、保存の為にどこかに引っ越しはもしかしたらするかもしれません。
その時はホームページでお知らせいたしますのでご了承ください。

ジャノメミシン米沢店のホームページ


長い間・・・でも無かったと思いますが、ありがとうございました。

ジャノメ スーパーキルトⅡ

2019-02-25 19:18:36 | JANOME


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10年以上前にお買い上げいただいたジャノメのスーパーキルトⅡ
「E1エラーが出て動かない。」と連絡を頂きました。


伺って診断したところ、E2、E3エラーも出ています。


本社に確認したところ、まだぎりぎり修理対応可でしたが、どうせだからと高速直線ミシンに買い替えを決めて頂けました。



直営モデルのスーパーキルトはすでに廃版ですが、見た目が殆ど同じ代理店モデルのCK1200はまだ現行機種ですから、まだまだ部品保有保証期間も有るのでは?と思いますが、見た目が殆ど同じ機種でも開けて見ると基板のコネクタ形状が違ってたりしますから、CK1200とは部品が違うのかもしれません。




お客様は綺麗に使っておられましたので、このまま廃棄するのも勿体無いので修理をしてみることにしました。


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基板のヒューズが切れていたので交換しました。




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これでどうやら直ったようです。


天蓋も針カバーもベースもアルミダイキャストで、全体がプラスチックカバーで覆われている昨今のミシンより丈夫そうで好きなミシンです。

ブラザーCesilia

2019-02-22 18:10:07 | brother
「ミシン直してくれ~。」と言う修理依頼が有りました。
どういう状況なのか電話で聞いても良く分かりませんでした。


行ってみますと。
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返し縫レバーが取れてて・・・


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針カバーも取れてセロテープで止めていたようです。


状態から見て昨日今日壊れたって状態じゃない、いったいいつから壊れていたのでしょう?


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返しレバーは元々溶着されていただけの様でしたので、プラリペアでくっ付けました。


同じく針カバーもプラリペアで溶着。




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あとは汚れを落として各部に注油して修理完了です。


今度は綺麗に使って頂きたいですな。

JUKI MO-102S

2019-02-10 11:06:28 | JUKI
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古いJUKIの1本針2本糸ロックミシンの修理を承りました。


動きが硬くなっていたのと糸調節器がガタついておりました。


が、それほど難しい修理では有りません。


糸調節器のガタつきも調整ですぐに直りました。


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古いわりにメスの切れ味も落ちてはいませんでしたな。


ジャノメには1本針2本糸のロックミシンは有りません。


塗った後の仕上がりは3本糸以上の方が綺麗ですし、最近はニット生地も多いですから、やっぱり2本糸よりは3本糸が良いと思います。


ただ、3本糸になるとルーパー糸の糸掛けが難しいですから、古いミシンでも買い替えをお勧めするのが難しくなります。




売る側としては1本針2本糸ロックミシンも残して置いて欲しいんですけどね~

ブラザー イノヴィスP100

2019-01-14 16:36:16 | brother
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15年位前に売り出されたブラザーの刺繍ミシンです。


そのころはJUKIがHZL-010などに採用した完全自動糸通しのミシンを売り出し、ブラザーが糸カセット方式のイノヴィスを売り出し、ジャノメはスーパーセシオに電動の糸通し器をを採用し、上糸通し機構の競争をしている感が有りましたな。


ま、ジャノメのは手動でやれば済むものをわざわざ電動にしただけで、それほど画期的な機構って訳では無かったけど・・・




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ブラザーのはこのカセットに糸巻きごとセットして引き出した糸を案内に沿って掛けて・・・




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ミシン本体に糸カセットをセットすると上糸掛けと針穴への糸通しも出来ると言う商品でした。


カセットに糸を掛けるのは自分の見やすい位置で出来ますから視力が弱った人でも糸掛けがしやすいって事はありました。


でも、普通のミシンの糸掛けに慣れた方にはかえって使いにくかったのかな?


現行機種にこの糸カセットを採用しているモデルは無いようです。




同じくJUKIの完全自動糸通しも現行機種には無いようです。
構造が複雑なのと針棒あたりが大きくなるのが欠点?だから無くなったかな?




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針棒の辺りはミシンの中では一番複雑な動きをするところで、糸が絡んだりトラブルが多いところです。


なのに糸カセットが有るので整備がしにくいですな。


普通のミシンならここの針カバーはヒンジで開くか、ボルト1~2本で止めてあるだけですので、外してすぐに整備が出来ます。




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これは釜の下カバーも無く、前カバーと一体型なので、整備するのが面倒です。


10万円台の、刺繍が出来るミシンとしては格安ですが、価格に比してミシン本体のつくりは華奢です。



画期的なアイデアのミシンでは有りましたが、完成度は今一かな?


あんまり修理依頼は承りたくないミシンですな。