1984年製のブラザーコンパルα2です。
コンピューターミシンで文字縫いなども出来る高級ミシンでおしゃべりするミシンです。
これで多いのが「青レバーを上げてください。」としゃべり続けて動かなくなるという故障です。
青いレバーというのはボタンホール縫いのセンサースイッチで、これが上がっているのか下がっているのか検知するスイッチが、おそらくは部品の劣化で壊れて利かなくなるのだと思われます。
このモデルでここが壊れていないの見たことがないので、正常な状態がどうなってるのか解りませんが、矢印の接点をくっ付けるとエラーが出なくなって動くようになります。
ここをハンダ付けして溶接してしまえば直線縫いやジグザグ縫いなどの通常縫いが出来るようになりますが、ボタンホール縫いが出来なくなります。
お客様の了解を得たうえで溶接しました。
押さえ金に針が当たる不具合も有りました。
取り付け位置を調整しましたので、これで針が当たることも有りません。
これでボタンホール以外はきれいに縫えるように成りました。