ジャノメミシン米沢店

Yahoo!ブログから引っ越して来ました。

ブラザー コンパルαⅡ

2017-03-31 11:07:39 | brother
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1984年製のブラザーコンパルα2です。

コンピューターミシンで文字縫いなども出来る高級ミシンでおしゃべりするミシンです。

これで多いのが「青レバーを上げてください。」としゃべり続けて動かなくなるという故障です。


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青いレバーというのはボタンホール縫いのセンサースイッチで、これが上がっているのか下がっているのか検知するスイッチが、おそらくは部品の劣化で壊れて利かなくなるのだと思われます。

このモデルでここが壊れていないの見たことがないので、正常な状態がどうなってるのか解りませんが、矢印の接点をくっ付けるとエラーが出なくなって動くようになります。


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ここをハンダ付けして溶接してしまえば直線縫いやジグザグ縫いなどの通常縫いが出来るようになりますが、ボタンホール縫いが出来なくなります。

お客様の了解を得たうえで溶接しました。


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押さえ金に針が当たる不具合も有りました。


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取り付け位置を調整しましたので、これで針が当たることも有りません。


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これでボタンホール以外はきれいに縫えるように成りました。

ジャノメ エクールPC 4800

2017-03-18 08:22:09 | JANOME
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厚物を縫ったら動かなくなった。電源は入るけど動かない。

と、修理依頼を頂きました。

症状から推察するとヒューズ切れですから、外装カバー全部外さなきゃいけないけど、楽勝♪と思いました。


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外装パーツを外すのは何度もやってますので楽勝です。

後はメイン基板のヒューズを交換するだけ~♪

と、思いましたらヒューズが見当たらない。

よくよく見ますと裏側にヒューズが有りました。

交換するにはコネクタを全部抜いて基板を外さないと出来ません。

「あ、面倒くさい!」と思いつつも・・・


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基板を外した裏側です。


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切れてるヒューズが見つかりました。

これを交換して組み立て直しですが・・・


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コネクタのコードが短いので電源BOXとモーターも外さないと繋げません。


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仮組で動作の確認。

開けたついでに各可動部にも注油。


厚物を縫って負荷が掛かっただけじゃ無く、油切れで全体に動きが悪く成っていたのもヒューズ切れの原因の一つだったようです。


上位機種のシェーネ5250とかスーパーキルトのヒューズ切れは何度か有って慣れてましたが、エクールのヒューズ切れはこれが初めてでしたな。


ほっこりしました

2017-03-10 19:28:39 | 日記
昨日86歳のお客様にミシンを買い替えて頂きました。


お客様がお使いだったのは9年前に買って頂いたアマーブルってミシンです。
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直営の時に期間限定で販売したコンピューターミシンだけどコンパクトサイズで、正直言ってあんまり良いミシンではありません。


沢山縫物をされるお客様ですので「こんなんじゃ無くてもっと良いミシンにしたら?」と上の機種を当時もお勧めしたのですが、価格の都合でこれに成りました。


その事話したのお客様も良く覚えておられました。


あ、買い替えて頂いたのはこちらのM-500にです。
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そのお客様から先程電話が有りました。


買って頂いた翌日に来る電話は・・・


正直言って嫌です(笑)


「キャンセルします。」とか「何か全然良くないなこのミシン!」とかそう言う電話かとビクビクしたのですが・・・


「いや~、とっても良いミシンで気に入った♪良いミシン勧めてくれてありがとう♪」ってお礼の電話でした(*^。^*)


わざわざお礼の電話なんていただいたのは初めての事で、ちょっとささくれてた私の心はお客様のこの電話でほっこりしました。

寄付させていただきました。

2017-03-03 10:53:28 | 日記
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先日、息子が通ってる県立ゆきわり養護学校のミシンを整備させていただきまして、正直申し上げてあまり良いミシンを使ってないなと思い、子供たちにもう少し良いミシンを使わせてあげたいと思いまして・・・



本日、使いやすくて丈夫なこちらのミシンを寄付させていただきました。

大事に使ってもらわなくても良いです。

いっぱい使ってください。

もし壊れた時には私が直しますから。