ジャノメミシン米沢店

Yahoo!ブログから引っ越して来ました。

コスチューラ 767DB

2014-06-28 18:21:35 | JANOME
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ジャノメの高速直線ミシン、コスチューラ767DBの分解掃除を承りました。


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押さえ上げレバーがすり減って、押さえが上で止まらなくなっていたので新しいレバーに交換です。


このモデルでは何度か交換したこと有ります。
長く使えばある程度摩耗するのは仕方ないと思いますが、少し耐久性が足りないように感じます。


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釜にかなりの糸がらみが有りました。外さずに糸を取れないか?と思ったのですが、釜を外して糸くずを取った方がやっぱり早かった。


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外したついでですので釜も分解してパーツの一つ一つを綺麗にしました。


ネジが小さいので落としたら見つけるのが大変ですから、気を張って慎重にやりました。


可動部分全部に注油して動きもスムーズに、音も新品と同じに成りました。

プレール10

2014-06-25 09:00:07 | JANOME
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1990年6月発売。当時99000円のミシンです。


今回下取りさせていただきましたので、整備して中古ミシンとして新たなお客様にお届けしたいと思います。


このミシンには思い出が有ります。


転職してミシン屋と成ったばかりの13年前。


「ミシンが動かなくなった。」と修理依頼が有り、支店長指示で私がお客様宅に向かったのですが、電源は入るのにフットコントローラを踏んでも全く動かない。


まだ新人でしたのでミシンの知識も浅く「これは簡単には直らないなぁ。」と言ったところ「10年も使ったから・・・」と新しいミシンに買い替えていただきました。


このミシンを持ち帰って先輩に指摘されたのですが、動かなかった原因は・・・


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「ゆっくり」と「はやい」の切り替えスイッチが真ん中に成っていただけでした。


黙っててくれれば良いのに、なんだか心苦しい気持ちに成りましたっけ・・・


ミシンの事を知らないから売れたってケースでしたな。


今じゃそんなこと有り得ないです。

お客様から頂きました。

2014-06-24 07:50:42 | 日記
ありがたいことに、この仕事してますとお客様から頂き物をします。


昨日いただいたのは・・・


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旦那さんが今、伊豆諸島の青ヶ島で仕事をしておられてそのお土産をいただきました。


ラスクは「息子さんに食べさせてね。」と言われたので、寄宿舎から帰ってくる週末までお預けじゃな。
石鹸も良い香りがします。



そして別のお客様のところでは、「玉ねぎ有るか?」と聞かれまして、野菜は買って食べてますからもちろんありません。


んで・・・


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大小様々ですが、どっちゃり頂いちゃいました。


流石にこんなには我が家で消化しきれませんので、隣近所二軒に一〇個づつ配って、夕方修理ミシンを取りに来たお客様にも一〇個お裾分けして、それでもまだ半分くらいじゃ。


今日は実家にも分けて、まずはオニオンスライスでいただこうかな?


あ、天ぷらも捨てがたい!





どこのミシン屋じゃ?(笑)

2014-06-20 19:19:23 | 日記
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今月に入ってから下取りしたり、引き取りを頼まれたミシン。


JUKIのHZL-7800 ペットネーム『The misin』


同じミシンがこんなに集まるのも珍しいです。


ジャノメのならまだしも、ジューキの同じやつとは・・・


うち、ジャノメミシンなんですけど!(笑)


結構高額なミシンですから、お客様は喜んで買った訳じゃなく、強引な営業に負けて買ってしまったとか・・・


中の一台は納品されたその日にミシンの電源を入れると家のブレーカーが落ちたとか、そりゃいくらなんでも、お客様の作り話だろ?って思いましたが・・・


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取扱説明書に挟まっていました。


本当だったのね(;^_^A


おまけに買ってすぐなら新品と交換だろうに修理対応だったそうです。


他社の悪口に成るかと思いましたが、JUKIの直営店はもう無いですから、良いですよね?

ブラザー Tendy5000

2014-06-18 15:00:50 | brother
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ブラザーTendy5000 1989年製で当時208000円で売られていた文字縫いができるコンピューターミシンです。

ボタンホールセンサーの故障で、センサーレバーを上げても、上がっていることが認識できずに『青いレバー↑』とエラー表示されてミシンが動きません。
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このミシンのちょっと前のモデルは電子音声でしゃべるミシンで、古くなると同じ故障が起きて「青いレバーを上げて下さい。」としゃべり続けてうるさいことこの上ない。


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カバーを開けて、センサーの銅板の端子を抑えて接触させるとエラーが解除されて縫えるように成るのですが、まさか使うときにカバ外して手で抑えて使うわけに行きません。

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苦肉の策として、端子をハンダ付けしてしまえば良いのですが、そうするとボタンホールが縫えなくなってしまいます。

お客様に確認しますと「どうせ使わないからボタンホールが縫えなくなっても構わない。」って事でしたのでやらせて頂きました。

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ボタンホール以外はジグザグも裁ち目かがりも文字縫いも出来るように成りましたし、この方法で修理して何度かお客様に喜んで頂いて居ますが、何かなー・・・

修理の仕方として美しくない。

ちゃんとボタンホールも出来るように修理する方法を考えてみます。