10年近くお使いいただいた湯名人スーパーCLが、エラーメッセージ「99-10」が出ると言う事でした。
「99-10」はヒーター故障のエラーですが、ヒーター自体の故障は考えにくく、メイン基板故障と考えてまず間違いない。
新しい基板を取り寄せて、交換すればいいのですが、コネクタの数を見るとちょっとビビってしまいます・・・
片っ端から引っこ抜いて、新しい基板にコネクタを刺せばいいのです。
殆どのコネクタの形状が違いますし、同じ奴は色分けされていますから、滅多に間違えて刺すことも無いです。
ヒーターにつながるコードだけはコネクタ接続では無いので、切断して圧着端子で取り付けます。
加熱の危険が有るので、銅線は一本も切っちゃいけません。
慣れない作業なので、ここはやっぱり緊張します。
取り外した基盤をよく見ると痛んでいるのがよく解ります。
赤い矢印の所は錆でしょうか?茶色く変色しています。
緑の矢印の所も変色しています。
ヒーターの温度調整スイッチ、コイルが巻いてありますからソレノイドを使ったスイッチでしょう。
どうやらこれで無事機能を回復したようです。
壊れた部品を外して新しい部品を付けるだけですから、度胸決めてやっちゃえば、ミシンの修理よりある意味簡単ですな。