ジャノメ 工業用中厚物ミシンＤＢ－Ｊ７０４

内職に使っていたミシンですが、もう使わないからと転売を頼まれたジャノメＤＢ－Ｊ７０４です。
中厚物縫い用で、最高回転数は４５００ｒｐｍです。




モーターと台部はちょっとだけ古いですが、頭部は入れ替えられててまだ新しいです。

ミシンの音は、足踏みはカタカタ、カタカタ・・・

電動の家庭用ミシンはダダダダダァァ～

工業用はブーーーイッ！ブーーーイッ！

力強くあっという間に縫えちゃいます。

良いミシンです。

新しいオーナー探さなくっちゃ。

メモリークラフト5100

絵を描いたり、パソコンで写真編集したり、洋裁もしたりと多趣味のおばあちゃんからの修理依頼です。

ミシンの使い方を時々忘れちゃうので、また糸掛けの間違いかな？と思いましたが違いました。

電源を入れてスタートボタンを押すと「安全のために停止しました。」というエラーメッセージが出ます。

はずみ車の中に糸が絡んでいたのでそれが原因かとも思いましたが、糸を取り除いてもエラーは消えません。

良くある負荷が掛かりすぎてヒューズが飛んじゃった時のエラーとも違います。

本社に確認したところ、モーターが壊れちゃった可能性が高いと言う事で、メインモーターを送って貰って交換いたしました。




５１００以降のモーター交換は初めてやりましたが、モーター自体がかなりコンパクトに成っていました。

カーボンブラシの交換も、これは出来ないタイプのモーターの様です。

新しいモーターに成りましたので、パワー的には新品と変わらないミシンに蘇りました。

ワイシャツのリサイクル

８年間、支店に勤務している時はスーツは着なくても、ワイシャツにネクタイは締めて仕事していました。

今は、展示会の時にはネクタイ締めますが、普段はワイシャツも着ないで仕事しています。

ネクタイ締めた方が気が引き締まる気はするのですが、ワイシャツのアイロン掛けって結構大変ですからね。

そんな訳で着なくなったワイシャツが沢山あります。
毎日着てても、黄ばみが落ちなく成ったり首や袖が擦り切れたり型崩れして着なくなったワイシャツ・・・

何か捨てるのも勿体ない気がして取ってあったのですが・・・

ワイシャツの生地って、水も吸わないので雑巾にも成らないのですね。

何か使い道は無いかとネット検索してみましたが・・・

ワイシャツで洋服のカバーを作るってのが有りました。

詳しい作り方は載っていませんでしたが、大体こんな感じだろうって・・・




着なくなったワイシャツの襟と袖を切っちゃいます。

後は袖の所を縫って、襟にバイアステープを巻くだけですが・・・






こんな感じに成ります。











こちらは失敗したのですが・・・




袖をつなぎ目から切っちゃったのでカバーに掛けるにはキチキチに成っちゃった。
袖は胴の所から真っ直ぐに成る感じに切った方が良いようです。

私は市販のバイアステープを使いましたが、古く成って締めなくなったネクタイでバイアスしたらもっと良いかもしれませんね。

名古屋帯でポケットティッシュカバー

メモリークラフト7700の実力を試して欲しいって事で、友だちから名古屋帯の切れ端をいただきました。

厚みはそれ程無くても、細かく硬く織り込まれた帯布は、鋏を入れるときにその硬さを感じました。

「ついでにポケットティッシュのカバーでも縫ってみて。」とバイアステープも貰いましたが、どうせならと一緒に貰った柄布をバイアスにしました。

ミシン修理は得意ですが、縫い物は殆ど私はしませんので、布地からバイアステープにしたのなんて初めてのことです。




終わりの方の縫い目がバイアステープから外れちゃったのは、縫い物はビギナーですのでご愛嬌。

テープの縫いつけも端の絶ち目かがりも、7700で難なく縫えました。




布地がしっかりしてますから、素人の私が縫ってもカチッとしっかり仕上がった感じがします。


友達の依頼は、この名古屋帯の布を5枚重ねで縫えますか？って事でしたが・・・

3枚は楽勝でした。

3枚縫ったのを折り返して6枚にしたのは・・・

安全装置で停止もしましたが、最初の１針を手回しで刺したところからスタートして回転を少し早めにすると何とか縫えました。

縫えたけど、かなりミシンに不可が掛かっているのは解りました。

あんまり厚い所は７７００とは言え、頻繁には縫わないほうが良いかも知れません。


試しに高速直線専用のコスチューラで縫ってみましたところ、６枚重ねを更に折り返した１２枚重ねも難なく縫えました。


http://www.janome.co.jp/products/sewing_machine/normal/images/h2_780db.jpg

やっぱり専用機はすごいです。