エレクトロラックスというのは日本の販売会社の名前でしょうか?
これはハスクバーナという、知ってる人は知っているスウェーデンの、バイクとかチェーンソーを作っているメーカーのミシンです。
このプラ板を差し替えるだけで複雑な模様縫いや、文字縫いも出来るコンピューターミシンで・・・
『一生壊れないミシン』ってのが謳い文句のミシンです。
多機能なのに開けてみるとメインモーター一つとステッピングモーター2つに上軸、下軸・・・構造はメッチャクチャシンプル!
なるほどこれじゃ壊れようがない!って思いましたが・・・
壊れました(笑)
珍しいミシンで(かなりお高い)、買い替えのお客様から下取りしたけど、ボビンケースもボビンも特殊で、他のお客様に転売するとアフターが難しいかと思い、売らずにある団体に無償で譲ったのですが、ミシン使いに慣れていなくて使い方が荒い?
それで壊れてしまった。
故障した状況を聞くと、無理な使い方に依って過負荷が掛かってヒューズ切れしたのだと思うのですが、このシンプルな構造でどこにヒューズが入っているのか?
探してそれがありそうなのは・・・
このゴロンとした物体(笑)の中に入っているのか?
日本製なら基板が見えてビス止めしてあるからドライバーで外して修理できますが・・・
これはハンダで溶接してあって普通は開けることが出来ません。
メーカーに修理に送ったら、多分このユニット丸ごと交換で相当な金額の修理代がかかると思われます。
ネット検索したらこのハンダ付けの数カ所を溶かすと分解できるってのを見つけたのでダメ元でやってみました。
ハンダ付けとか実は私は苦手です。
そもそもあんまりやったことありません。
溶かしたハンダを吸い取るためのこういうものが有るってことも初めて知りました。
で、何とかかんとか外して出てきた基板の赤いところがヒューズです。
ヒューズって電気的過負荷が掛かった時に、他の基板を守る為に切れるように出来ている物だから、交換は簡単に出来れば良いと思うのですが、ここもハンダで溶接してありました。
溶かして外して、ホームセンターで買ってきた新しいヒューズを付けて組み立てなおして蘇りました。
団体さんに戻したらまた同じように壊してしまうのは見え見えなので、別のジャノメの丈夫な中古をお譲りして、このミシンは・・・
私のコレクションかな?