糸取物語

お世話に成ってるクリーニング屋さんからロックミシンの具合が悪いって修理依頼をいただきました。




ガチガチと変な音がするし、何かの部品が取れちゃったと・・・


はずみ車を回して見ると何か引っかかる感じがします。


多分油切れですが、取れた部品のネジがどこかに引っかかっているか？
直しもしておられますので大急ぎの修理です。


買ったところのミシン屋さんからは油は注さなくて良いと言われたそうですが、趣味で使う家庭用ミシンならともかく、直しの仕事で使う、ましてやロックミシンは注油無しじゃ焼き付きます。


バラシて中に溜まった縫いぼこりを取って、内部の可動部分全部に注油して回しているうちに軽くなり、異音や引っ掛かりはやっぱり油切れが原因でした。


ミシンの中にネジは有りませんでしたから、脱落してどこかに落ちちゃったのでしょう。






丸印の中の金具が落ちていたのですが、どう付いていたのか解らなくて、こうかな？ってかたちで付けちゃって、それで問題無かったから良いのですが・・・


直後に行ったお客様がたまたま同じロックミシンで、それで確認したら間違って付けちゃったの解りました(;^_^A


明日行って直して来なくっちゃ(；￣ー￣A ｱｾｱｾ･･･

マイロック3

ちょいとロックミシンを使う必要が出て来まして、展示してるドリームロック５５Ｄ使おうかと思ったのですが・・・
http://www.janome.co.jp/products/sewing_machine/lock/images/h2_55d.jpg

本格的に使っちゃったら中古に成っちゃう。（笑）


ロックミシンは特に、一回使うと縫いゴミがいっぱい中に入っちゃいますから、何か使うの勿体無い。




それで２～３年前に下取りして、修理途中でほったらかしに成ってたマイロック３（１９８８年製）を再度修理しました。


２～３年前は何回やってもルーパーのタイミングが合わなくて、合ったと思っても試し縫いしているうちに目飛びしたりで半ば諦めていたのですが・・・




今回はバッチリ決まった様です。


キルティング生地をこれだけ縫っても目飛びしません。




縫い目も綺麗！


２～３年の間に修理の腕上がったかな？（笑）


中古で売っちゃうか？自家用に取って置くか・・・悩むところじゃ。

ジャノメ エクールM-500

展示用に新しいミシンを仕入れました。
エクールM-500です。
丸っきりのニューモデルでは無く、数年前から代理店さんで扱ってたDC6030の色違いモデルですな。


重量が6.8キロと軽めのミシンですので、カタログで見た時はコンパクトミシンかと思いましたが、そうでは無いようです。




フルサイズミシンのエクール4800と並べてみてもそんなに小さくは有りません。




押さえ金の右端から図った懐の長さも17センチ。


エクール4800と変わらない広さが有ります。




縫い模様も30種類をダイレクトに選べるのも中々使いやすい。




上位モデルのセシオやホライゾンには適いませんが厚物縫いも十分力が有ります。


良いミシンです。


ミシンは重さが8キロ以上ないと力が弱くてダメ！って私は思っていましたが、ジャノメのミシンは6キロ台でもパワーが有って良いですな。