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【2月のお稽古】初、濃茶点前のお稽古は・・・

2012年02月19日 | 習い事:茶の湯始めてみたら・・・
【初、濃茶点前】
本日、初の濃茶点前のお稽古です。
古袱紗も初お披露目、例の青い蝙蝠(こうもり)文様。

なんだか判らないうちに、時間が過ぎ、
もちろん、準備や後片付けも含んでの4時間ですが・・・
生徒が2人だけで、ほぼ個人授業のようでした。
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道具を置く位置、空間、間の取り方。
茶入れの茶碗との間隔、茶杓の扱いと位置や傾きなどなど
印象深いのとともに、抽象画の様な面白さ。
利休さんは、
道具の丸の大小や古袱紗の四角を絵の様に感じたのかなとふと思った。
まるで、平面構成や色彩構成をしているみたいだった。

茶碗は、松井さんの梅文様の練り茶碗
実は、私の仕覆がついている茶碗です。
そして、初めて人様の道具に付けた仕覆でもある。
本日は、そんな訳で、写真を撮る余裕も無く。

濃茶:お詰めは伊藤園、銘は、○○のなんとか
茶杓は、11代そくちゅうさい好み、源氏○○2月初音
香合:立ち雛(清水焼)
掛け軸:千里鶯啼緑映紅 〔千里鶯啼いて緑、紅に映ず〕漢詩
茶花:梅と小手毬
水差し:備前のひし形
茶菓子:菊屋の梅の練り切り 銘”一輪”
蓋置き:竹

陰と陽の取り合わせで、茶碗と水差しと茶入れは、茶系で渋く
茶花と香合は、ひな祭りや梅で華やかに
結構、好きな組み合わせです。