小津監督の「東京物語」は2~3年前に観ました
有名な作品ってことで・・・
笠智衆さんの姿がとっても印象深い1本に。。
この役者さんはステキだなぁ~ としみじみ思ったのを覚えています
で、この「東京家族」
私は・・・ 母親役の吉行和子さんが とってもよかったです
お母さんって。。。
やっぱり特別
観ているうちに・・・
いつしか亡くなった母のことを重ね合わせたりして。。
そして演じる平山とみこさんという役が
子供達と優しく関わり、子供達には毛嫌いされているお父さんとはいい具合に関わり
吉行さんは確か・・・ 旦那さんはいないはず? と思って調べてみたらば
離婚されてるんですね、子供はいない・・・
スゴいなぁ~ と思いました
実際に長年連れ添ったご主人がいるのではなくこれだけの演技ができる・・・
実力、でしょうね
3人の子供達もそれぞれに性格が大変よく出ていて
長男・西村雅彦、長女・中嶋朋子、二男の末っ子・妻夫木聡
ま~上手かったですね~ 合ってた すごく
山田洋次監督作品は「たそがれ清兵衛」が好きです
この「東京家族」も
ラストはとっても静かな終わり方。。
そこにいろ~んな思いが。。 感じられて
いやー ところどころで涙してしまいました
老夫婦の姿があるだけで。。
なぜか涙が出てくる。。
なんでしょうね
親というのは・・・
煩わしいのだけれど特別な存在でもあり・・・
自分の親のことを思い出したり 将来の自分に重ねてみたり
そんな風に観てました
久石譲の音楽がよりいっそう泣かせます
良い作品だと思います