受け取る喜び

今年に入って急速にほどけている部分のひとつとして。

「受け取る」ということがある。
　

いわゆる、お願い下手で、受け取り下手だった私。
　

会社勤めをしていた時。
職場では、色々とお願いがかなり出来るようになっていた。
　
でも、昨年の大きな出来事で一気に「振り出しに戻る」。
　

まわりの方々に、
「こんな状況なんだから甘えていいんだよ」
「どんどん頼っていいんだよ」と言ってもらったけど。
　

結局。
人に何かをお願いする、頼むということがなかなか出来ず。
　

やってもらったらもらったで。
申し訳ないとか悪いなぁとか、
いいのかなぁ、迷惑かけちゃったかなぁとか。
　

そんなことばかり。
　

でも実は。
　

もう既に。

　
私は、日々多くのものをいただいていた。
　

言葉、行動、想い、有形、無形。
　

手段は違えど…表に顕れる前から、
どれだけ私を想って下さっているのだろう…と。
　
その、顕れる前のエネルギーをハッキリ感じるようになってきた。
　

黙って側に寄り添ってくれる。
　
言葉ひとつひとつを選びながら、励ましてくれる、力づけてくれる。
　
逆にたどたどしくても、饒舌でなくても。
相手の方の深い想いが伝わってくることもある。
　
私の喜ぶ顔、驚く顔を想いながら、考えてくれる、用意してくれる。
　

それらを本当に素直に受け取ることが出来るようになってきた。
　

悪いから、申し訳ないから。
やってもらったら何かお返ししなければ。

そういった「余計な」ものがなくなった。
　

受け取る喜びを味わい、幸せが広がっていく動きを感じると
自然と感謝の想いが湧いてくる。
　

不思議なことに、
受け取る喜びを素直に感じるようになってきたら、
母親との関係も変わってきた。
　
以前よりさらに穏やかに、そして軽やかになってきている。
　

そんな中、またブレイクスルーが起きて、
あることがストンと腑に落ちた。
　

パズルのピースが、寸分の狂いもなくピッタリ合わさっていく。
　
そんな感じ。