トゥインゴ・ゼン、納車1週間

納車から1週間ちょっとのルノー・トゥインゴのプロポーション。

ボンネットが短い。特にフロントのオーバーハングが短い。

実はフロントエンジンではなく、リアエンジンのリア駆動。
ポルシェなど特殊な車種を除けば今では珍しいRRレイアウトです。

フロントタイヤは、165/65R15という軽自動車並みの細いタイヤ。
タイヤの裏にエンジンが入っていなので、タイヤは約49°も切れ、最小回転半径4.3m。
某自動車評論家の言葉を借りれば、浅田真央みたいに回ります。

駆動輪のリアタイヤはやや太め。185/60R15。

900cc3気筒ターボエンジンは、最高出力66kW(90ps)/5,500rpm、最大トルク135N・m(13.8kgm)/2,500rpm。
　　参考までに、同じく3気筒ターボの660ccアルトRSのスペックは、
　　最高出力47kW(64ps)/6,000rpm、最大トルク98N・m(10.0kgm)/3,000rpm。

この90馬力エンジン、車体重量1000kgには十分な性能で、
一昔前バブル期のカローラ、ハイメカツインカムと呼ばれていた1.5Lエンジンに近いスペックです。
実際は、低回転からトルクがあり、それ以上によく走る印象です。

トランスミッションは6速EDC。所謂、ツインクラッチのセミオートマチック。
WVなど他社ではDCTと呼ぶのが一般的でしょうか。
しかもエンジンがリアのトランク下についているので、運転席に座る分には車内は静かです。

太いサイドプロテクターモールが往年のフランス車の面影を強く残しています。
このモールも、上級グレードのINTENSにはメッキのガーニッシュがつくのですが…

廉価のZENは黒樹脂1色の潔さ。ZEN限定でこんなデザインが入っていたり中々おしゃれ。