ごじゃっぺ日記(旧、看悶日記)

京都生まれのにわか茨城県民による雑多な日記です。内容に一貫性はありませんが、どうかひとつ長~い目で見てください。

佐賀県小城「七田」の粕取り焼酎

2013-02-11 21:00:50 | 美味いお酒の話
いいお酒屋さんを見つけてから、お酒がだんだんマニアックになってきたか?
今日、空いた一升瓶を返して、新しいお酒を購入。
佐賀県小城のお酒「七田」の清酒純米吟醸(一升瓶)と、その酒粕を蒸留した焼酎(四合瓶)を購入。

清酒は後日開封するとして、今夜は焼酎の封を切りました。

本格焼酎、原材料名:吟醸酒粕。

いわゆる「粕取り焼酎」ですね。
よく「カストリ」と混同されますが、こちらは戦後混乱期に出回った低質の密造酒。
「粕取り」は日本酒の醸造蔵が、清酒を絞った後の酒粕を蒸留した本格焼酎。
以前は、臭くて飲みにくい焼酎の代表格だったようですが、
昨今の吟醸酒の流行により、香りを生かした粕取り焼酎を製造する蔵が出てきたらしいです。

本格焼酎といえば、
昔の臭い焼酎が、減圧蒸留による臭みの少ない麦焼酎(いいちこや二階堂など)が主流になり、
その反動か、香りを活かした芋焼酎がブームに。粕取り焼酎もその流れかもしれません。

同じ米でも普段飲む球磨焼酎「白岳」がすっきり軽なのに対し、粕取りの「七田」は結構ガツンと来ます。
重みがあるというかサラリではなくトロリといった感じ。なんせ元が吟醸酒の酒粕なので吟醸臭が強い!
吟醸酒特有の梨様の芳香が、当の吟醸酒より強いのではと思えるくらい。
この芳香には感激しますが、力強すぎて一気には飲めない焼酎です。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿