ごじゃっぺ日記(旧、看悶日記)

京都生まれのにわか茨城県民による雑多な日記です。内容に一貫性はありませんが、どうかひとつ長~い目で見てください。

太田の呑龍(どんりゅう)さま

2011-09-04 16:52:01 | ぐぐっと群馬
いつも太田のことは南一番街の風俗店をさして悪く書いていますが、
太田にも風情のある一角があるのです。それが呑龍さま一帯。
残念ながら人影はまばらですが。

正式名称は「義重山大光院新田寺」、建立は江戸時代初頭。
自らを源氏である新田氏の末裔と称した徳川家康が、新田義重を祀って建立した浄土宗の寺院だそうです。
建立に当り浄土宗の僧、呑龍上人を招聘。貧しい子供を寺で養育したとかで、
地元では「呑龍さま」「子育て呑龍」といった方が通りの良いお寺です。
地元では七五三でお参りする家族も多いのでしょうか?
参道にはおもちゃ屋、子供用乗り物専門店といった子供用品店に混じって写真館が多いような気がします。

正面の山門は

吉祥門と呼ばれています。おとなしい猫が山門の下、扉の外側に1匹。

しかし、寺としては野良猫の害に悩んでいるようで、境内に持ち込まないように張り紙が…
何となく中に入ってはいけないことを悟っているような猫でした。

境内は、大きいお堂が二棟。

昭和の初め鉄筋で立てられたお堂。お線香を上げてお参りします。

でもこちらが本堂のようです。脇には立派な松が。

境内に入ると、吉祥門の脇に幼稚園が。

現代でもやはり、子育て呑龍なのでした。

お昼ごはんを食べてお参りしたのですが、山門近くには名物の太田焼そばを出す店が多いので、お昼前に来るべきでした。


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2 コメント

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Unknown (ふぉとらん)
2011-09-05 17:09:52
「子育て吞龍」にあやかって、地元では結構な人が吞龍さまで名前を貰っています。市内では数少ない歴史ある場所ですね。

菊祭りや初詣などのイベント時にはそれなりに人出がありますよ。

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Unknown (メタボのび太)
2011-09-05 20:17:06
門前は趣があって、そこだけ別世界ですね。
もう少しそういう町並みをいかした街作りが進めばよいのですが。
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