ごじゃっぺ日記(旧、看悶日記)

京都生まれのにわか茨城県民による雑多な日記です。内容に一貫性はありませんが、どうかひとつ長~い目で見てください。

国鉄士幌線、十勝三股へ(昭和61年)

2011-01-20 17:56:46 | 鉄道
昭和61年春休みは北海道を回ってました。数々の今は亡きローカル線に乗ってきました。
しかしながらカメラの調子が悪く、まともな写真が少ないという大失態。
しかし、スキャンして色調整すれば何とかなるものです。

今回は旧士幌線の写真です。
士幌線は、帯広から音更川/士幌川に沿って北上、十勝三股に至る路線でした。
当時すでに糠平以北はバス代行だったのですが、バス代行区間を含めて士幌線とされてました。
帯広~糠平の鉄道区間は5往復、糠平~十勝三股のバス代行区間は3往復だったと思います。
スムーズに乗り継ぎ帯広と十勝三股を往復するには、帯広8時前の列車に乗る必要がありました。

列車はキハ22×2連。士幌で長時間停車がありました。

士幌は酪農や馬鈴薯の栽培/加工を主たる産業とする十勝北部の拠点の町ですが、駅前は未舗装。
士幌を過ぎると上士幌、上士幌で十勝平野が尽き、大雪山地に入っていきます。

温泉地でダム湖の畔、糠平でバスに乗り換え、無人地帯に等しい国道273号線を十勝三股に向かい北上。

十勝三股は林業の最盛期には数千人のすむ集落だったようですが、当時はすでに数戸のみ。

バス乗り場の裏手で旧十勝三股駅の遺構が雪に埋もれてました。

余談ですが、国道273号線はこの先三国峠を越えて層雲峡に抜ける国道です。
私が帯広に住んでいた平成3年ごろまでは、十勝三股の先は未舗装で冬期通行止めでした。
十勝三股がほぼ無人地帯となった後も、関西から移り住まれた方が三股山荘という喫茶店を営まれていました。
帯広在住時代、塾講師をしていたのですがここ十勝三股から上士幌の教室まで講習会に出てこられる生徒がいました。三股山荘の娘さんでした。
十勝三股も上士幌町ですが、教室のある上士幌の市街地まで40km近くあったはず。毎日大変だなと思ってましたが、
そもそも中学校自体が市街地に1校しかなかったはずなので、毎日この距離を通われていたのですね…
もう20年近く前の話です。

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