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昨日未明からの線状降水帯による球磨川流域と不知火海沿岸の集中豪雨。
午後の天候回復後、被害状況が明らかになるにつれて、事の甚大さに驚くばかりです。
被害に遭われている多くの方に、お見舞いを申し上げることしかできない、無力さを痛感。
しかし昨年の台風19号は、自宅付近の渡良瀬川、利根川が氾濫寸前で決壊の恐れもあったことを思うと、最悪、我が町も広範囲にわたって浸水するといわれているだけに、全く他人事ではないと肝に銘じる必要があります。
球磨川沿いの肥薩線についても、文化財的価値のある球磨川第一、第二橋梁が流失したという情報もあります。同じ熊本県内で、ようやく豊肥本線が震災被害から復旧というこの時期に次は肥薩線という状況は厳しいものです。
そこに住む方々の生活の再建だけでなく、沿線風景の美しい肥薩線も復旧してくれることを願うばかりです。尤も風景の美しさは球磨川の急流によるもので、そのことが被害をさらに甚大にしたと思うと、「風景が美しい」と呑気に言っていてよいのか考えてしまいますが。
2011年5月連休のブログ「八代から、いさぶろう待つ?人吉へ」を再掲します。
もう一度、人吉名物の「鮎寿司」と「球磨焼酎」を味わいながら、肥薩線の車窓を楽しめることを祈って…
~~~~~~~~~~~~
さて九州乗り鉄旅2日目、5月1日です。
前日は新八代駅前の東横インに宿泊。人吉10:08発「いさぶろう1号」に乗るべく朝7時に出発。
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新八代駅前、東横インとアパート2棟以外は何もありませんでした…、多分日本一何もない新幹線駅前?
(註:北海道新幹線開業前のブログです)
新八代からひと駅で、新幹線が開業するまで街の玄関だった八代です。
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しかし、ここも街の中心から離れていて駅前に何もない。八代の市街地は今も昔も駅からは遠いようです。
そして駅の背後に、日本製紙の大きな建物が…。駅の構内にもコンテナが多数積まれていました。
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ここ八代は、工場萌えの駅と言うべきでしょうか。駅の跨線橋からはこの眺め。
それでも、実は旅情のある駅。SLの復活運転もされてますし、SLとは切っても切れない…
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ホームの洗面台もしっかりと残っているのです。そんな八代の2番線で、肥薩線7:53発の人吉行きを待ちます。
さて、入線の案内があり熊本側より肥薩線の普通列車が到着…って!あれ?
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やってきたのは「いさぶろう」?間合い運用で3両編成のうち2両のみ開放でした。
人吉でのお楽しみだったはずの「いさぶろう」、早くも八代でご対面です。
「いさぶろう」は後続の熊本発特急くまがわを受ける形で運転されるため、こちらは車内ガラガラ。
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「いさぶろう」は混雑が予想されるため、今のうちに車内の撮影です。キハ40、キハ47の改造車ですが木を多用した車内です。
列車は日本三大急流と言われた球磨川に谷に沿って人吉に向かいます。
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昨日の夕方の雷雨はそのまま、しとしと雨に変わり山には雲が降りてきています。日本三大車窓は拝めないかもしれません。
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列車は9:10人吉1番線に到着。いさぶろう編成のシックな塗装と駅の雰囲気がマッチしています。
この後、編成は3番線に転線し、10:08発いさぶろう1号に。
この1番線のいい雰囲気のもと「いさぶろう」を味わえるのは、先の普通で着いたものだけの特権です。
さて人吉では約1時間の待ち時間があるので、名物駅弁の購入と街の散策です。
駅から10分ほど歩くと、国宝指定の青井阿蘇神社があります。神社の裏から入ると5分ほどで着きますが、
少し遠回りしてでも正面に回りましょう。
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池にかかる橋を渡り境内に入ると、
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茅葺き屋根が特徴的な境内に。
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ここでは、鶏が神の使いでしょうか?境内にはカラフルな鶏が多数歩き回っています。
さて駅弁を持って「いさぶろう」で矢岳越え。
午後の天候回復後、被害状況が明らかになるにつれて、事の甚大さに驚くばかりです。
被害に遭われている多くの方に、お見舞いを申し上げることしかできない、無力さを痛感。
しかし昨年の台風19号は、自宅付近の渡良瀬川、利根川が氾濫寸前で決壊の恐れもあったことを思うと、最悪、我が町も広範囲にわたって浸水するといわれているだけに、全く他人事ではないと肝に銘じる必要があります。
球磨川沿いの肥薩線についても、文化財的価値のある球磨川第一、第二橋梁が流失したという情報もあります。同じ熊本県内で、ようやく豊肥本線が震災被害から復旧というこの時期に次は肥薩線という状況は厳しいものです。
そこに住む方々の生活の再建だけでなく、沿線風景の美しい肥薩線も復旧してくれることを願うばかりです。尤も風景の美しさは球磨川の急流によるもので、そのことが被害をさらに甚大にしたと思うと、「風景が美しい」と呑気に言っていてよいのか考えてしまいますが。
2011年5月連休のブログ「八代から、いさぶろう待つ?人吉へ」を再掲します。
もう一度、人吉名物の「鮎寿司」と「球磨焼酎」を味わいながら、肥薩線の車窓を楽しめることを祈って…
~~~~~~~~~~~~
さて九州乗り鉄旅2日目、5月1日です。
前日は新八代駅前の東横インに宿泊。人吉10:08発「いさぶろう1号」に乗るべく朝7時に出発。
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新八代駅前、東横インとアパート2棟以外は何もありませんでした…、多分日本一何もない新幹線駅前?
(註:北海道新幹線開業前のブログです)
新八代からひと駅で、新幹線が開業するまで街の玄関だった八代です。
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しかし、ここも街の中心から離れていて駅前に何もない。八代の市街地は今も昔も駅からは遠いようです。
そして駅の背後に、日本製紙の大きな建物が…。駅の構内にもコンテナが多数積まれていました。
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ここ八代は、工場萌えの駅と言うべきでしょうか。駅の跨線橋からはこの眺め。
それでも、実は旅情のある駅。SLの復活運転もされてますし、SLとは切っても切れない…
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ホームの洗面台もしっかりと残っているのです。そんな八代の2番線で、肥薩線7:53発の人吉行きを待ちます。
さて、入線の案内があり熊本側より肥薩線の普通列車が到着…って!あれ?
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やってきたのは「いさぶろう」?間合い運用で3両編成のうち2両のみ開放でした。
人吉でのお楽しみだったはずの「いさぶろう」、早くも八代でご対面です。
「いさぶろう」は後続の熊本発特急くまがわを受ける形で運転されるため、こちらは車内ガラガラ。
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「いさぶろう」は混雑が予想されるため、今のうちに車内の撮影です。キハ40、キハ47の改造車ですが木を多用した車内です。
列車は日本三大急流と言われた球磨川に谷に沿って人吉に向かいます。
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昨日の夕方の雷雨はそのまま、しとしと雨に変わり山には雲が降りてきています。日本三大車窓は拝めないかもしれません。
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列車は9:10人吉1番線に到着。いさぶろう編成のシックな塗装と駅の雰囲気がマッチしています。
この後、編成は3番線に転線し、10:08発いさぶろう1号に。
この1番線のいい雰囲気のもと「いさぶろう」を味わえるのは、先の普通で着いたものだけの特権です。
さて人吉では約1時間の待ち時間があるので、名物駅弁の購入と街の散策です。
駅から10分ほど歩くと、国宝指定の青井阿蘇神社があります。神社の裏から入ると5分ほどで着きますが、
少し遠回りしてでも正面に回りましょう。
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池にかかる橋を渡り境内に入ると、
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茅葺き屋根が特徴的な境内に。
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ここでは、鶏が神の使いでしょうか?境内にはカラフルな鶏が多数歩き回っています。
さて駅弁を持って「いさぶろう」で矢岳越え。
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