眇めオヤジの独り言

初老で始めたブログも、寄る人もないまま、いつしか定年を迎えた。
あいもかわらず、気ままに書き連ねていく。

自粛とは、国民への忖度要求だった。

2020-05-05 | 新型コロナについて
検査数が不足と言われていますが、確定された感染者数は、
1万6千人ほどとなっており、これをどう評価するかが問題です。

もちろん、死に至らせる病原ですから、感染者は出ないに越したことがありません。
しかし、日本は法治国家ですから、強権的な国家と比べ、とりうる処置は限られています。
感染者数の増加は、防げ得ないことでした。

私自身は、自粛ではさほど効果がないので、5月に入るころには2万人に達していると推測していました。
それからすると、多くないのですが。
ただし、これは検査が少ないことも原因で、死者数から推測すれば、
他国並みに検査していれば、間違いなく2万人を超えていたでしょう。

それを考えても、まあまあ頑張っているというのが評価になるでしょう。
もちろん、政府ではなく、日本国民の自粛への取り組みの評価です。
明らかに、政府は過ちを犯しています。

まず、第一に、3月になっても、海外との出入りに制約をしなかったことです。
中国との航空便を止めないのが問題にされましたが、中国は一足先に、
行動制限が出されており、2月になってほとんど、日本への出入りはなくなっています。

欧米や、エジプトなど中近東への旅行は、自由に行われたことから、
そこで感染した人たちが、何ら検疫をうけることなく、日本でウィルスをまき散らしました。
これは、いまの感染者増大の源です。

海外への出入りを制限しなかったのは、オリンピックの開催にこだわっていたためです。
一番こだわっている東京都知事が、感染対策で評価されてい始めているのは、マスコミの意図的な誤操作にすぎません。
東京の感染者激増の大元なのですから。

緊急事態宣言は、自粛にすぎないということには驚かせられました。
しかし、自粛でもかなりの効果が得られました。
とすれば、やはり宣言は1週間遅すぎました。

4月早々に出されていれば、うまくすれば感染者数が半分になっていた可能性もあります。
経済への効果が大きいので、ためらったようですが、むしろ期間が長くなり、経済へのダメージ大きくしてしまいました。

結局、自粛と言うのは国民の忖度と言うことがわかりましたが、官僚だけでなく、日本人の習性なのですね。
パチンコ店だけが従わないのも、納得できるところです。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。