眇めオヤジの独り言

初老で始めたブログも、寄る人もないまま、いつしか定年を迎えた。
あいもかわらず、気ままに書き連ねていく。

ワクチン陰謀説は、なぜ信じられるのか

2021-09-14 | 新型コロナについて
ワクチン2回接種が、50%を超えたようですが、
できるのに希望しない、どころか周囲の人の接種まで妨害する人もいるようです。

ワクチンは、どこかの国か権力者の陰謀だ、と言ううわさを
妄信してしまったわけです。

そのうわさの具体例は、

>接種者のDNAを変化させる
>マイクロチップが入っている
>胎児の肺組織が含まれている
>不妊の原因になる

ひとつひとつ検証してみたいですが、
その前に、整理してみましょう。

今回のワクチンは、mRNAで人為的に合成してできています。

この手法の薬剤が認可されたのは初めてで、開発者はノーベル賞間違いなしと言われています。

一方で、安全性は、完全には保証されておらず、そのため死に至ることもある
副反応が起こっています。

日本では、何重にも安全性が確認できなければ、認可されることはありません。
他国で認可されている薬剤なので、素通りしているのです。

これは初めに確認しておかなくてはいけません。

世界中で普及しているのは、副反応を上回る効果、利益があるからです。

陰謀説を見てみましょう。

>接種者のDNAを変化させる
>不妊の原因になる

これは、コロナウィルスに感染すれば、もしかしたらあり得るかもしれません。
ウィルスは、長い時間流行すれば、DNAに入り込むこともあります。

しかし、mRNAでの可能性は、全くないとは言えませんが、ウィルスに比べれば、
本当に微々たる可能性、とるに足らないものでしょう。

>胎児の肺組織が含まれている

これはワクチンの製造過程がわからないのですが、もしかしたら人の細胞も、
媒体として用いられているかもしれません。
しかし、組織が含まれるワクチンなどはありません。

>マイクロチップが入っている

金属片が混入していたのでややこしくなりましたが、仮にマイクロチップが
入っていれば、金属片として見えてしまうということになります。

こうして、一つ一つ論破しても、陰謀説を信じる人は全く受け付けないでしょう。

宗教的に、洗脳された状態になっているのです。

アメリカでは、こうした人工物を受け入れるなと教えるキリスト教の一派もあります。

陰謀説を流布する人々は、こうした洗脳の手段を使って広めているようです。

目覚めさせるのは、非常に困難でしょうね。

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