ブログ村でも、コロナは話題になりますが、やはり医学知識がないと言うことを知らないで、断定的に書く人がいます。
コロナワクチンについてですが、ウィルスが変異するにしたがって、致死性は低くなっています。
これは、当初から専門領域の医学者が予測していたことで、ホストを死なせるような強力な病原体は、いずれ消えるしかないのです。
ウィルスが持続的に存続するには、ホストつまり人間を必要とします。
それを死に至らせるのは、ウィルスにとって不都合です。
ホストがいなくなれば、ウィルスも存続できません。
そのために、進化的に変異して、毒性は弱く感染力が強いオミクロン株が主流になったのです。
これに、ワクチンが絡んできます。
日本人の年次死亡者数が、令和3年に前年を大きく上回りました。
その原因を、ワクチンの副作用と、ブログで主張している人がいます。
アクセス数が多いブログなので、ある程度の影響力はあるでしょう。
確かに、ワクチンの副作用で、死亡する人はいます。
ただ、発表されている事例の何百倍の実数があるはずがありません。
何万人もワクチンで死んでいると言うのは、危険なデマになります。
死亡者が増えた原因は、前年がコロナ流行初年だったので、感染者数が少なく、高齢者がコロナ以外の感染も避けたため、死亡者が減っていたためです。
令和三年に、死亡者が増えたのは、そもそも高齢者数が増加しているので、死亡者数が増加する傾向にあったことに加え、コロナに追われて、医療機関がパンクしたのが、主な原因でしょう。
実際にコロナ以外の病気でも、十分な医療を受けられずに、死に至った人が多数出たと言うことです。
実は、ワクチンの問題は別にあって、そもそも多数回の接種が、本当に有効かについてのデータがないことです。
加えて、ワクチンによって、新たな変異株を発生させ流行させてしまいます。
ウィルスが、持続的に増殖するために、ワクチンをすり抜けるように進化してしまうのです。
どこかで、ワクチンを止めなければ、ウィルスとワクチンの追いかけっこが、永久に続いてしまいます。