岡部伊都子さんという著者をご存知の方も少なくなったと思います。
古寺仏像についてのエッセイでは、和辻哲郎の「古寺巡礼」が最大の
ベストセラーでしょう。
現在も新刊が発行されていますし、古書にも必ず出会います。
どうして、この本かというと、
昨月の仏像展で感銘を受けた十一面観音について書かれているからです。
昭和30年代中ごろのエッセイでは、この仏像の埋もれていた歴史を
述べています。
これほどの美術品が、草むれた寺にひっそり立っていたことに、
日本文化の奥行きを感じます。
それと、奈良周辺に限った「古寺巡礼」についての浅さを感じてなりません。
古寺仏像についてのエッセイでは、和辻哲郎の「古寺巡礼」が最大の
ベストセラーでしょう。
現在も新刊が発行されていますし、古書にも必ず出会います。
どうして、この本かというと、
昨月の仏像展で感銘を受けた十一面観音について書かれているからです。
昭和30年代中ごろのエッセイでは、この仏像の埋もれていた歴史を
述べています。
これほどの美術品が、草むれた寺にひっそり立っていたことに、
日本文化の奥行きを感じます。
それと、奈良周辺に限った「古寺巡礼」についての浅さを感じてなりません。