眇めオヤジの独り言

初老で始めたブログも、寄る人もないまま、いつしか定年を迎えた。
あいもかわらず、気ままに書き連ねていく。

コロナウィルス:これまでの状況からの覚書1

2020-03-07 | 新型コロナについて
新型肺炎ウィルスの影響が大きくなってきました。
政府対応の失敗が指摘され、安倍内閣、特に厚労省への不信批判が広まっています。
さもあらんと言う感じで、今更やっと気付いたかと思うだけです。

しかし、ついに地元でも感染者が出てしまいました。
クラスターと言う小規模感染者の集団が、注目されていますが、
その元の一つとなった大阪のライブハウスの破壊力は強力ですね。

ライブハウスのHPを見ても、出演者は全く知らない人ばかりで、
全国にコアなファンがいるライブなのでしょう。
昔でいえば、アングラ劇場ですかね。
場所もビルの地下ですので、その理解でいいように思えます。

個々の趣味なので、わざわざ大阪まで行って感染し、
地元でばらまいた人たちを批判する気はありません。
やはり、政府の対応が後手でしたね。
いきなり、全国一律にイベント自粛を訴える前に、リスクの高い様態を指摘すべきでした。
専門家を集めて、意見を集約しておけば、2月初めにも周知できたはずです。

私自身も、スキーのゴンドラリフトでの感染を恐れて、スキーを中止したほどですから。
問題は、クラスターが爆発して、各地に分散したことです。
そこで、クラスターが発生しています。
ここで止められるかどうかに、この危機を乗り越えられるかがかかっています。

同じくクラスターとなっているのが、クルーズ船からようやく下船できた乗客たちです。
陰性だったはずが、陽性になっている人が多数出てきました。
その原因は、いくつか考えられます。

一つは、陽性だった人が、一時陰性になった後に、また陽性になることです。
これは、検査では完全にウィルスを検出できないということか、
ウィルスが体内から消失するまでに、考えられているよりも、
もっと長い期間がかかるということが考えられます。

もう一つは、ずっと陰性だったのに、下船の際に感染したということです。
汚染範囲の隔離が不十分だったようですが、ある程度の効果があり、ずっと感染しないでいた乗客がいた。
それが、下船の際に、感染領域を通過することで感染し、陽性となった可能性があります。

いずれにせよ、厚労省はこうした問題に、医学的な知識と対処法は持ち合わせていません。
これは、戦前からの伝統と言うしかないですけどね。



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