眇めオヤジの独り言

初老で始めたブログも、寄る人もないまま、いつしか定年を迎えた。
あいもかわらず、気ままに書き連ねていく。

御嶽山噴火と火山予知

2014-09-29 | Weblog
まさかの大惨事になってしまいました。
軽い登山をするので、ニュースに釘付けになりました。

3000メートルを越える山は、登るのが大変というイメージがありますが、
日本の山はロープーウェイをはじめ便利な手段があります。
百名山登山がブームになっていますが、ほとんどの山は
簡易に登ることができます。

御嶽山も7合目までは、ロープーウェイで簡単に登れます。
簡単に計算して、あと1000メートルの高度を登るだけです。
ざっと片道3時間、往復にして6時間しかかありません。
初心者でも難しくない、ハイキングに毛が生えたような程度の難易度でしょう。

僕自身も、同様に簡単に登れる著名な山を、毎年夏に登っています。
今年は、立山、乗鞍岳でした。
御嶽山は、これから登るリストに入っていました。
たぶん、当日登っていた人たちも、同様に安易に登山していたことと思います。

登山は危険が伴うといいますが、冬山登山や北アルプスの絶壁の峰を何日も
かかって歩くのと、日帰りのお気軽登山とは程度が違うはずです。
今回の犠牲は防げた、防ぐべきだったのではないかと思います。

御嶽山は、今回と同様規模の噴火が昭和54年に起こっており、
これより小規模の噴火も7年前に起こっています。
今月に入って地震の多かった日があり、当日も地震が増えていたようです。
噴火したときの危険を考えれば、レベル2の火口付近の接近禁止の処置は
出しておくべきと思います。

犠牲者は、火口の周りの道で倒れているようです。
山小屋に逃れた人は助かったので、その道さえ封鎖していれば、
助かった人は多かったでしょう。
人気のある山だったので、山小屋が非常に多く、収容人員も多かったのは
犠牲者を少なくしました。

専門家は、今の予知能力はそんなものと居直っていますが、
もっと現実に役立つ専門家を、養成すべきでしょう。
地震予知といい、日本の科学者は無能と言うしかありません。




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